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MMTについて考える

僕はNHK BSの番組が好きだ。中でも面白いし、考えるきっかけになるのが、資本主義に関する特集。特に、「欲望の資本主義」。

「欲望の資本主義 2020」では、MMT(現代貨幣理論/Modern Monetary Theory)についての特集であり、とても面白かったし、勉強になった。このnoteでは、この番組で学んだMMTについて、そして学んだ結果考えたことについてまとめたい。

MMTの面白いところは、中央銀行の市場へのお金の投入を蛇口、市場をシンクに例えば、シンクに水が溢れなければ蛇口を緩め続ける、つまり市場にお金を投入し続けてよいというもの。ただし、何を基準にお金の投入をストップさせるのか?これを誤ると大変なことになる。つまり、通貨の価値が暴落し、ハイパーインフレに陥る。

MMTの主張は、「自国通貨を持つ国は財政破綻しない」というもの。その根拠として取り上げられているのが、日本。いくらか忘れたが、巨額のマネーを投入し続けている日本が、財政破綻していないじゃないか、というもの。

欲望の資本主義 2020 を見て、避けるべきは通貨の暴落、つまり海外から投資(=信用)がなくなること。つまり、当然だが、通貨の価値は、信用ということ。結局「信用」。国の政策は、結局この「信用」を得るためなのだ。MMTが正しければ、基本的には増税は必要ないはず。増税なんて本当は無理してやる必要はなく、「信用」を得るために必要なのではないか。

結局、MMTに限らず通過の価値を維持するためには信用が必要なわけだが、増税が単に国の借金を返すとか、国の社会保障制度維持に必要だからというだけではなく、「信用」という側面についても強く考えるきっかけになった。

#MMT #資本主義 #信用 #増税



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