「天皇」・GO・TO・ヘブン


 より

上記文抜粋
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1940年に中国長春郊外にある農安でペストが発生し、長春市内にも伝播して、数百人が死亡する事件があった。

ペスト禍は731部隊による菌の散布が原因だったが、関東軍はネズミが原因と発表し、ネズミ撲滅運動を展開した。

感染した人や感染者周辺の住民は隔離され、予防接種が強制されて、マスクを着用しないものは罰金が科された。

731部隊に所属の軍医金子順一は、この実験データで論文を書き、戦後に東大から医学博士号を授与されていた。

金子順一は、米国に実験データを引き渡すことで戦犯を逃れ、戦後は武田薬品でワクチン開発に携わっていたという。

同様に、2020年からのコロナ禍でも、多くの医師や科学者が人体実験に関わっていたはずだが、まだだれも逮捕されていない。

野崎晃市(49)


・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

やはり、、、危ないよね・・・


そりゃ、、、滅びるよね日本は・・・・

より

上記文抜粋
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「今=ここに生きる」精神にとってのXデイ


何度も掲げてきたが、2011年時点でのピケティの驚きの文がある。

われわれは日本の政府債務をGDP比や絶対額で毎日のように目にして驚いているのだが、これらは日本人にとって何の意味も持たないのか、それとも数字が発表されるたびに、みな大急ぎで目を逸らしてしまうのだろうか。

Tous ces chiffres exprimés en pourcentages de PIB ou en milliers de milliards - dont on nous abreuve quotidiennement - ont-ils un sens, ou bien doit-on tourner la page dès qu’ils réapparaissent ? (トム・ピケティ『新・資本論』2011年ーーJapon : richesse privée, dettes publiques Par Thomas Piketty avril 2011)

よくもったんだよ、13年間も。


現在はいよいよということだな、


たんに円安だけじゃない、これから起こることは。➡︎「悠長なムラ人にとってのXデイ

どうあがいても避けられそうもないのだから、悠長に構えているのもひとつの手かもしれないがね。

政府は「親切にも」庶民のために物価対策してくれてるがね、


なんたって先のことは見ないふりする「今ここ文化」だからな。


◼️「今=ここに生きる」ムラ社会の自己中心主義


日本社会には、そのあらゆる水準に於いて、過去は水に流し、未来はその時の風向きに任せ、現在に生きる強い傾向がある。現在の出来事の意味は、過去の歴史および未来の目標との関係に於いて定義されるのではなく、歴史や目標から独立に、それ自身として決定される。

日本が四季のはっきりした自然と周囲を海に囲まれた島国であることから、人々は物事を広い空間や時間概念で捉えることは苦手、不慣れだ。それ故、日本人は自分の身の回りに枠を設け、「今=ここに生きる」の精神、考え方で生きる事を常とする。この身の回りに枠を設ける生き方は、国や個人の文化を創り出す土壌になる。〔・・・〕

社会的環境の典型は、 水田稲作のムラである。 労働集約的な農業はムラ人の密接な協力を必要とし、協力は、共通の地方神信仰やムラ人相互の関係を束縛する習慣とその制度化を前提とする。 この前提、またはムラ人の行動様式の枠組は、容易に揺らがない。それを揺さぶる個人または少数集団がムラの内部からあらわれれば、ムラの多数派は強制的説得で対応し、 それでも意見の統一が得られなければ、 「村八分」で対応する。いずれにしても結果は意見と行動の全会一致であり、ムラ全体の安定である。

これをムラの成員個人の例からみれば、大枠は動かない所与である。個人の注意は部分の改善に集中する他はないだろう。誰もが自家の畑を耕す。 その自己中心主義は、ムラ人相互の取り引きでは、等価交換の原則によって統御される。 ムラの外部の人間に対しては、その場の力関係以外に規則がなく、自己中心主義は露骨にあらわれる。 このような社会的空間の全体よりもその細部に向う関心がながい間に内面化すれば、習いは性となり、細部尊重主義は文化のあらゆる領域において展開されるだろう。(加藤周一『日本文化における時間と空間』2007年)

◼️大破局は目に見えない農耕社会民


農耕社会の強迫症親和性〔・・・〕彼らの大間題の不認識、とくに木村の post festum(事後=あとの祭)的な構えのゆえに、思わぬ破局に足を踏み入れてなお気づかず、彼らには得意の小破局の再建を「七転び八起き」と反復することはできるとしても、「大破局は目に見えない」という奇妙な盲点を彼らが持ちつづけることに変わりはない。そこで積極的な者ほど、盲目的な勤勉努力の果てに「レミング的悲劇」を起こすおそれがある--この小動物は時に、先の者の尾に盲目的に従って大群となって前進し、海に溺れてなお気づかぬという。(中井久夫『分裂病と人類』第1章、1982年)

ま、言ってもムダなんだよな、《自分の身の回りに枠を設け、「今=ここに生きる」の精神》には。だから私はもはや最近はあまり言わないようにしてるんだけど、飢えだけには注意しとかないとな。

一個のパンを父と子が死に物狂いでとりあいしたり、母が子を捨てて逃げていく。私は疲れきっていた。虚脱状態だった。火焔から逃げるのにふらふらになっていたといっていい。何を考える気力もなかった。それに、私は、あまりにも多くのものを見すぎていた。それこそ、何もかも。たとえば、私は爆弾が落ちるのを見た。…渦まく火焔を見た。…黒焦げの死体を見た。その死体を無造作に片づける自分の手を見た。死体のそばで平気でものを食べる自分たちを見た。高貴な精神が、一瞬にして醜悪なものにかわるのを見た。一個のパンを父と子が死に物狂いでとりあいしたり、母が子を捨てて逃げていくのを見た。人間のもつどうしようもないみにくさ、いやらしさも見た。そして、その人間の一人にすぎない自分を、私は見た。(『小田実全仕事』第八巻六四貢)

最晩年の祖父は私たち母子にかくれて祖母と食べ物をわけ合う老人となって私を失望させた。昭和十九年も終りに近づき、祖母が卒中でにわかに世を去った後の祖父は、仏壇の前に早朝から坐って鐘を叩き、急速に衰えていった。食料の乏しさが多くの老人の生命を奪っていった。(中井久夫「Y夫人のこと」初出1993年『家族の深淵』所収)

こういうのも「今ここ文化のムラ人」はまさかと思ってるんだろうがね。


◼️荷風戰後日歴 昭和廿一年

二月廿一日。晴。風あり。銀行預金拂戻停止の後闇市の物價また更に騰貴す。剩錢なきを以て物價の單位拾圓となる。
三月初九。晴。風歇みて稍暖なり。午前小川氏來り草稿の閲讀を乞ふ。淺草の囘想記なり。町を歩みて人參を買ふ。一束五六本にて拾圓なり。新圓發行後物價依然として低落の兆なし。四五月の頃には再度インフレの結果私財沒收の事起るべしと云。

◾️ハイパーインフレーションの影響

「預金封鎖が父を変えてしまった」。漁師の父親は酒もたばこもやらず、こつこつ貯金し続け、「戦争が終わったら、家を建てて暮らそう」と言っていた。だが、預金封鎖で財産のほぼすべてを失った。やけを起こした父は海に出なくなり、酒浸りに。家族に暴力も振るった。イネ(娘)は栄養失調で左目の視力を失い、二人の弟は餓死した。
(出典)『人びとの戦後経済秘史』(東京新聞・中日新聞経済部 編 2016年)

…………………

※附記

なおインフレとハイパーインフレは異なるので注意。

ハイパーインフレはインフレとは異なる。別と考えたほうが良い。なぜなら、インフレとはモノの値段が上がることだが、ハイパーインフレはマネーあるいは貨幣の値段が暴落することだからである。貨幣とは本来は価値ゼロのバブルそのものであるから、いったん「価値がない」と思われればすぐに紙くず、あるいは仮想通貨(暗号資産)なら「ビットくず」になってしまう。(小幡績「そもそもインフレはどうやったら起きるのか?」2021/06/13 )

より理論的な岩井克人で補っておこう。

貨幣の系譜をさかのぼっていくと、それは「本物」の貨幣の「代わり」がそれ自体で「本物」の貨幣になってしまうという「奇跡」によってくりかえしくりかえし寸断されているのがわかる。そして、その端緒にようやくたどりついてみても、そこで見いだすことができるのは、たんなるモノでしかないモノが「本物」の貨幣へと跳躍しているさらに大な断絶である。無から有が生まれていたのである。いや、貨幣で「ない」ものの「代り」が貨幣で「ある」ものになったのだ、といいかえてもよい。 貨幣とは、まさに「無」の記号としてその「存在」をはじめたのである。(岩井克人『貨幣論』第三章 貨幣系譜論 25節「貨幣の系譜と記号論批判」1993年)


たとえひとびとがインフレ的熱狂に浮かされていたとしても、それが一時的なものでしかないという予想が支配しているならば、その予想によってインフレーションはじっさいに安定化する傾向をもつことになる。なぜならば、そのときひとびとは将来になれば相対的に安くなった価格で望みの商品を手にいれることができることから、いま現在は不要不急の支出を手控えて、資金をなるべく貨幣のかたちでもっているようにするはずだからである。とうぜんのことながら、このような流動性選択の増大は、その裏返しとして商品全体にたいする需要を抑制し、進行中のインフレーションを鎮静化する効果をもつことになるだろう。物価や賃金の上昇率がそれほど高いものでないかぎり、ひとびとはこのようなインフレーションの進行を「好況」としておおいに歓迎するはずである。じっさい、すくなくともしばらくのあいだは、消費も投資も活発になり、生産は増大し、雇用は拡大し、利潤率も上昇する。
しかしながら、ひとびとが逆に、進行中のインフレーションがたんに一時的ではなく、将来ますます加速化していくにちがいないと予想しはじめたとき、ひとつの転機(Krise)がおとずれることになる。
貨幣の購買価値がインフレーションの加速化によって急激に低下していってしまうということは、支出の時期を遅らせれば遅らせるほど商品を手に入れるのが難しくなることを意味し、ひとびとは手元の貨幣をなるべき早く使いきってしまおうと努めることになるはずである。とうぜんのことながら、このような流動性選好の縮小は、その裏返しとして今ここでの商品全体への総需要を刺激し、進行中のインフレーションをさらに加速化してしまうことになる。もはやインフレーションはとまらない。
インフレーションの加速化の予想がひとびとの流動性選好を縮小させ、流動性選好の縮小がじっさいにインフレーションをさらに加速化してしまうという悪循環――「貨幣からの遁走(flight from money)とでもいうべきこの悪循環こそ、ハイパー・インフレーションとよばれる事態にほかならない。ここに、恐慌(Krise)とインフレ的熱狂(Manie)とのあいだの対称性、いや売ることの困難と買うことの困難とのあいだの表面的な対称性がうち破られることになる。買うことの困難が、売ることの困難のたんなる裏返しにとどまらない困難、恐慌という意味での危機(Krise)以上の「危機(Krise)」へ変貌をとげてしまうのである。(岩井克人『貨幣論』1993年)

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抜粋終わり

「預金封鎖が父を変えてしまった」。漁師の父親は酒もたばこもやらず、こつこつ貯金し続け、「戦争が終わったら、家を建てて暮らそう」と言っていた。だが、預金封鎖で財産のほぼすべてを失った。やけを起こした父は海に出なくなり、酒浸りに。家族に暴力も振るった。イネ(娘)は栄養失調で左目の視力を失い、二人の弟は餓死した。

国が狂うと、、こうなる。

「今ここ文化のムラ人」では、国家の崩壊や国家・為政者の悪意と謀略には無力である。

通俗道徳と「村落共同体の生き方」&天皇で、生まれてきた思想・・・と思う。。

「天皇」とその一党を、早急に極楽浄土にぶち込まないと、日本人は根絶やしになる。

より

上記文抜粋
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ヤンキー・ゴー・ホーム!── 世界はそれを求めている

意外なことに、物事の原因と結果を無視する人が多いことに驚きます。
世間では、ウクライナ戦争はロシアが突然、ウクライナを攻撃したことになっています。そうではありません。しかし、それも致し方ありません。メディアが設定した原因と結果に基づいた報道を繰り返すからです。それは2022年に始まったわけではありません。その前にいくつも伏線が張り巡らされていました。ソ連邦が崩壊し、ロシアが資本主義国の仲間に加わったにもかかわらず、NATOは旧東欧諸国を丸め込み、アメリカのオバマ政権はウクライナでクーデターを起こし、従わないウクライナ東部でネオナチを使ってロシア人の虐殺を始めました。こうした動きは100年前のイギリスの長期戦略、ハートランド構想まで遡ることができます。

このように、何が原因なのか?という認識次第で、世の中で起きていることはまったく違って見えてきます。これまでの常識という認識を支えてきた時代は今、大きく変わろうとしています。多くの人が、隠しきれなくなったワクチン被害、バイデンのボケぶり、自民党の凋落などなど、とんでもない事実が暴露されるという形でショックを受けるかもしれません。

さて、今回紹介する記事ですが、ウクライナを軸にこれまでの経緯がとても簡潔にまとめられ、今後の成り行きがわかりやすく書かれています。一読されれば分かるように、"とても慈悲深い"今後の成り行きの予想です。

・・・・・・中略・・・・・・

『戦争と罰』は、ロシアの偉大な作家トルストエフスキー※による偉大な小説であるだけでなく、ロシアの外交政策でもある。仮に、ロシアを滅ぼそうとロシアの国境で戦争を起こし、そして負けたとしよう。次に何が起こると思う?
平和か?
いや、罰せられるだろう。その罰は、教訓的な目的のために、財政的、経済的、政治的、社会的、文化的の五つのカテゴリーに分けることができる:

※ Tolstoyevsky:レフ・トルストイ Lev Tolstoy の『戦争と平和』、フョードル・ドストエフスキー Fyodor Dostoyevsky の『罪と罰』を併せた造語

⚫︎ 金融面では、あなた方の銀行機関は淘汰され、あなた方の通貨は国際流通から排除され、あなた方から銀行収益、通貨発行益、構造的な貿易赤字と財政赤字の継続、債務超過の能力を奪うことになる。

⚫︎ 経済的には、天然ガス、濃縮ウラン、航空機製造用のチタン、半導体製造用のレアアースや希ガスなど、それなしでは産業が成り立たなくなるような主要資源に対して、2倍、4倍の対価を支払うことになる。その結果、自国の産業は萎縮し、民間および軍事インフラを維持することが不可能になる。

⚫︎ 政治的には、政治家たちは不人気となり、落選するだろう。政治的なエリートはすべて崩れ去り、街頭の行き当たりばったりの民衆に取って代わられ、さらに事態は悪化する。次に繰り返すたびに、デマゴーグは詐欺師に、詐欺師はマフィアに、マフィアは怪物に取って代わられる。

⚫︎ 社会的には、社会は嘘をやめられない人々と、これ以上嘘を聞くことに耐えられない人々に分裂し、社会的な争いと紛争が起こる。低強度の内戦が定期的に勃発し、かつての大都市を呑み込み、廃墟と灰が残るのみとなる。

⚫︎ 文化面では、あなたたちの文化は嘘に基づくものであり、それゆえに退廃的で有害であるとみなされるようになり、危険な伝染病として世界の他の国々から排除されるようになる。あなた方の文化的な分野は、病的に太っている美の女王から、卑猥な言葉を叫び続けることを芸術とする"ミュージシャン"まで、変人(麻薬常用者)たちによって支配されるようになるだろう。あなた方の言語そのものがみだらになり、他の国々は、あなた方がコミュニケーションを取ろうとするあらゆる試みをピーという音で消してしまうだろう。

一般的な話から具体的な話に移るが、プーチンが最近外務省で行った演説を踏まえて、旧ウクライナについて話をしよう。全文はこちら[http://en.kremlin.ru/events/president/news/74285]に掲載されているので、ぜひ一読されることをお勧めする。この演説の中で、プーチンは外務省の同僚たちに具体的な指示を与え、他国のカウンターパートに何を伝える権限があるかを詳細に説明した。

外務省職員に課せられた任務は、西側のメディアや当局者が延々と繰り返す嘘の大合唱を打ち破ることだ。その中心にあるびっくりするほど巨大な嘘とは、旧ウクライナを非武装化・非ナチ化するためのロシアの特別軍事作戦(SMO)が “いわれのない侵略行為"であるという、際限なく繰り返される主張である。プーチンが説明したように、実際は人道的大惨事を防ぐための警察活動である。

2022年2月、ウクライナ軍はドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の国境に集結し、民間人地区を砲撃し、侵攻の準備をしていた。ロシアのタイムリーな対応が、本格的な人道的災害を防いだ。ドネツクとルガンスクには、国境を越えてロストフ、ベルゴロド、ボロネジ地方に住む人々とほとんど変わらないロシア人が住んでいるため、ロシアは自国民の命を救った。

SMOを、世界的に名の通った偽善者であるサマンサ・パワーが提唱する"保護する責任"、あるいは R2P(=responsibility to protect 保護する責任:"ある国が自国民を危険から保護できない場合、国際社会が保護すべき"という考え方)と呼ぶ、ワシントンの連中のお気に入りの策略と混同しないでほしい。この策略は一般的に、セルビア、イラク、リビア、シリアに対するような、いわれのない侵略を放つために偽の人道危機を利用することを含んでいる。また、ウクライナは2014年の暴力的な政府転覆で主権を失っており、その軍隊はワシントンからの遠隔操作で動いていた。したがって、2014年以降、ウクライナ軍によってドンバスで殺害された6,000人以上の市民と負傷した13,500人以上の市民は、アメリカの大量虐殺である。

最初の仕事は、ロシアが戦場で勝利することだ。── その後に処罰が待っている。戦争犯罪には管轄権の境界も時効もない。それぞれの戦争犯罪には名前と階級と通し番号がある。それぞれの戦争犯罪は、終身刑または(現地の法律で認められている)処刑によって罰せられる。ロシアでは現在、死刑のモラトリアムがあるが、将来、民衆の要求により、戦争犯罪人に対する死刑が解除されるかもしれない。

銃殺刑は名誉ある死に方と考えられている。ピストルで頭を撃つだけ(ロシア人は"コントロールショット"と呼ぶ)なら、比較的短時間で痛みもない。公開絞首刑は、第二次世界大戦後、有罪判決を受けた戦争犯罪人の運命だった。しかし、ゴロフカのマドンナと呼ばれるクリスティーナという若い女性を大砲や迫撃砲で殺害した犯人はどうなるのだろうか? もう少しクリエイティブになってはどうだろう?

いつものことだが、情状酌量の余地はあるだろう。仮にあなたが、アメリカのプロパガンダに執拗に洗脳され、発狂するほど理不尽にロシア人を憎むようになった、ウクライナの貧しい、読み書きがほんの少ししかできない若者(ウクライナの初等・中等教育はかなり悲惨だ)だったとしよう。心神喪失と評価されれば、そのかわいそうな若者は戦争犯罪の裁判を受けるにはふさわしくない候補者になるだろう。

あるいは、家族がキエフ政権に人質として拘束されている間にウクライナ軍に集団で強いられ、政権の犯罪的命令に従うことを拒否すればひどい仕打ちを受けたであろう一家の父親はどうだろうか。検察は、強要されようがされまいが戦争犯罪は戦争犯罪であり、犯罪命令に従うこと自体が犯罪であると主張するだろうが、陪審員は有罪の評決を下すことに躊躇するかもしれない。

では、ウクライナを反ロシアに変え、ロシアを致命的に弱体化させ、理想的には破壊しようとする試みの失敗で、哀れな無自覚なウクライナ人をロシアに投げつける大砲の餌として使うという素晴らしい計画を考えたアメリカ政府高官はどうだろう?
彼らにとっては、拷問や屈辱といった真に中世的な方法が、ある人々の脳裏に浮かぶのはやむを得ない。

これは、プーチンの外務省での演説という深刻なテーマから勝手に脱線しているように見えるかもしれないが、ロシアを再び偉大にした平均的な勤勉なプーチン支持者の考え方を理解することは重要だと思う。ロシアのテレビでは最近、アメリカを破壊するための核兵器の使用を論じるトークショーが目立って人気を集めている。アメリカを破壊することはそれほど難しいことではないと専門家は視聴者に語っている。

比較的小さな戦術核を使って四つの主要な港を破壊するだけだ…… そして1、2カ月待てばいい。アメリカはもはや食料を含め、生きていくために必要なものの半分も作っていないのだから、その後はそれほど長くはもたないだろう。つまり、本当に悲惨な国の多くがそうであるように、アメリカはまだ存在するだろうが、ロシアや世界の他の国々が心配するような国ではないとか、専門家は聴衆に断言する。しかし、大きな核戦争が始まる危険性については、まだ不安が残っている。

他の専門家たちは、アメリカはいずれにせよ最後の支柱であり、財政的、物理的な要因が重なれば、大きな核戦争を起こす危険を冒すことなく、すぐにその牙城を崩すだろうと満足している。米国の末期的な倦怠感は、米国を統治しているはずの老人たちが示している統治能力の欠如や、次の世代の米国人が前の世代よりも能力が劣っているという事実以上のものである。そうではなく、数字の問題なのだ。具体的には、何兆ドルという数字である。連邦債務の利子は現在、年間1兆ドルに達している。連邦財政赤字は年間2兆ドルに達している。支払い能力を維持するために、アメリカ連邦政府は3ヶ月ごとにさらに1兆ドルを借りなければならない。

プーチンはもうひとつの陣営と同じ考えのようだ。SMOの開始を可能な限り遅らせ、終了を急がない。おそらく、アメリカが羽交い締めにされた後、カウントダウンに入るタイミングを狙っているのだろう。ロシア人の大多数は、彼の判断を信頼し、米国が終わるのを待つのに十分な忍耐力を持っている。
バイデンが、パンチカードホッパーにパンチカード※が詰まるたびに固まったり、厳粛な式典でフランス大統領の隣に立ちながらオムツに排泄したりする映像や、彼の魅力的なアシスタントであるカマラが、ちんぷんかんぷんな言葉を吐きながら狂ったように高笑いしている映像はすべて、核兵器で抑え込むのではなく、鋭い棒の先で何度か慎重に小突いたり突いたりすることで遠ざけることができる敵というイメージを作り出している。

※パンチカードは、ホレリスカードまたはIBM カードとも呼ばれ、手または機械で穴を開けてコンピュータデータや命令を表すことができる紙のカード。初期のコンピュータにデータを入力するために広く使用されていた。カードをコンピュータに接続されたカードリーダーに挿入すると、穴の並びが機械語と呼ばれるデジタル情報に変換された。

プーチンは演説の中で、旧ウクライナにおける武力衝突の停止 cessation(中止や中断をした後に再開しないことを含意する)について一定の条件を明示した。一部の人々は、この条件をさらなる議論や交渉のためのものだと受け取ったが、そうではない。これらの条件は、受け入れること、つまり和平が成立する可能性がある場合か、拒否すること、つまり軍事行動が続き、膨大な数のウクライナ人が死に続ける可能性がある場合のどちらかである。そして、次の条件が出され、それは現在の条件よりも悪くなる。ちょうど今日、プーチンはベトナムで記者会見し、現在の条件は長くは続かず、現地の情勢が変化するにつれて変わっていくだろうと穏やかに語った。

プーチンの条件をある種の最後通牒と受け取る人もいた。そのような人たちは、"最後通牒"のような重要な単語を辞書で調べた方がいいのは明らかだ。最後通牒とは、"最終的な要求や条件の表明であり、拒否すれば報復や関係断絶につながるもの"である。最後通牒には、"ウクライナは中立、非同盟の地位を採用し、非核化し、非武装化、非ナチ化を受けるべきだ"というように、"べきだ"などという言葉を含めることはできない。

※最後通牒あるいは最後通告とは、外交文書のひとつで、国際交渉において最終的な要求を文書で提示することで交渉の終わりを示唆し、それを相手国が受け入れなければ交渉を打ち切る意思を表明すること。

また、「……キエフが DPR、LPR、ザポロジエおよびヘルソン地域からの軍隊の完全撤退を含む、本日提案された行動方針に同意し、このプロセスを真剣に開始すれば、遅滞なく速やかに交渉を開始する用意がある」といった条件や、そのような条件に基づく交渉の申し出も含めることはできない。そして、これが究極の「条件」だ:「当然ながら、これは西側諸国の対ロ制裁の撤廃を伴うものである」。

ゼレンスキーやバイデン、あるいは他の誰であれ、プーチンの条件をめぐって交渉することを強く要求する人々は、重要な点を見逃している。現在、プーチンが交渉すべき相手は誰もいない。
ウクライナの憲法によれば、ゼレンスキーはもはや大統領ではない。5年の任期は5月に満了し、新たな任期を得るには選挙に勝たなければならないが、彼はそれをキャンセルした。ゼレンスキーが大統領を辞めたことで、ウクライナ憲法に従い、権力は自動的に議会ヴェルホフナ・ラーダの議長に移った。ただし、この議長、ルスラン・ステファンチュクという名の元ダイエットチャンピオンが就任を辞退している。そして、新たな選挙がなければ、ヴェルホフナ・ラーダ自体の任期は8月11日に満了し、その時点で旧ウクライナの権力は地方に戻り、一部の地方は住民投票を実施し、ロシアへの加盟に自由に投票できるようになる。

プーチンの現在のもうすぐ期限切れになる条件が受け入れられないと考える人は、次のラウンドを待つべきではない。なぜなら、次の条件は何番目かわからないほどの権力にとって受け入れがたいものになるからだ。つまり、次の条件は前の条件よりも悪くなることが保証されており、SMOが最後まで続くことが許された場合、旧ウクライナに何が残るのか、残るとすれば何なのか、それはわからない。この予測は、確立されたパターンに基づく推定である。

⚫︎ ウクライナとアメリカのゴタゴタが始まった当初、ロシアはウクライナからセヴァストポリ軍事基地を借りることで、満足していたことを思い出そう。しかしその後、米国とNATOはロシア海軍を追い出し、セヴァストポリをNATOの海軍基地にする計画を立てた(そして、その事実を隠し立てしなかった)。2014年のキエフの暴動後、クリミアがロシア領になることに投票したのは偶然ではない。

⚫︎ ドネツクとルガンスクの人々は、アメリカが支配するキエフの新体制が気に入らず、反乱を起こした。これに対してキエフ政権は、これら二つの地域に対して9年間にわたるテロ作戦を開始した。ロシアの対応は、ミンスク協定を交渉することだった。ミンスク協定は、これらの地域に自治権を与えるが、ウクライナ国内に留めるというものだった。

⚫︎ キエフ政権(というより、それを支配するアメリカ人)はミンスク協定の条件を履行するつもりはなく、ドネツクとルガンスクの二つの分離主義者の飛び地を攻撃し、破壊する準備をした。ロシアは、これらの地域の独立を承認し、SMOを開始することで、彼らの救援要請に応えることで、彼らの攻撃を阻止した。同時にロシアはキエフと交渉に入り、クリミア、ドネツク、ルガンスクをロシアの一部とするが、キエフがロシアにクリミアへの陸路アクセスを認めれば、(当時ロシア軍が支配していた)ザポロジエとヘルソンの支配を認めるというイスタンブール協定に至った。キエフはこの合意を拒否した。

⚫︎ 現在提示されている条件では、クリミア、ドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソンは主権を有するロシア領土とするが、キエフが武装解除し、ナチス戦犯を訴追することを条件に、それ以外の領土はキエフが保持することを認めている。
おー! ロシア語を再び公用語とし、学校や大学で教えなければならない。
おー! ウクライナは中立を維持しなければならない。
おー! ロシアに対するすべての制裁をやめなければならない。
しかし、キエフのアメリカの傀儡たちは、この提案を受け入れる可能性は低い。

⚫︎ そうなると、次の提案が出てくる。ハリコフ、ドニエプロペトロフスク、ニコラエフ、オデッサの各州が住民投票を実施し、ロシア連邦への加盟を決定する。万歳!
さらに応募者はいませんか?

⚫︎ その次の提案はこうだ。チェルニゴフ、スミ、ポルタヴァ、キーロヴォグラード各州がロシアに復帰する。
それでもアメリカ人には優し過ぎではないだろうか?

⚫︎ それならいいだろう!
ロシアがチェルカシー、ヴィニツァ、ジトーミル、そして…… キエフを獲得するというのはどうだろう? キエフ地方はどうだ?
そうすればロシアは、ほぼ直線的で防衛力の高い国境線を手に入れることができる。そして、旧ウクライナが(その後にどう呼ばれるかは知らないが)残りを維持すればいい。ポーランド、ハンガリー、ルーマニアは間違いなく、この地域のさまざまな部分をめぐって争うだろう。今後1、2世紀の間、彼らの問題となる。ペンタゴンとCIAの主人が彼らを見捨てた今、シリア北部のイドリブ県が ISISの悪党どもにとってそうであるように、ここは年老いた、使い古されたウクライナのナチス戦犯のためのグレムリン(厄介者)保護区のようなものになるだろう。

しかし、いずれにせよアメリカが最後の支柱となるのであれば、なぜ明らかに受け入れる用意のない申し出をするのだろうか? なぜ継続期間中は無視しないのか?
その答えは、アメリカや西側諸国ではなく、今や世界の大多数を占め、経済発展途上国すべてを含み、ロシアと概ね友好的あるいは中立的な関係にある世界の他の国々にある。この広大な聴衆の前では、ロシアは、敵対的なアメリカによって押しつけられた武力紛争を終わらせようとする平和的な国家として姿を現そうと努力している。

しかし、ロシアは犠牲者ではない。ロシアはこの挑戦に立ち上がり、この脅威に対抗している。そうすることで、西欧の抑圧の遺産に終止符を打つという努力において、グローバル・サウスの擁護者となった。西側諸国を除いた全世界の覇者として、ロシアは利己的でもなく、貪欲でもなく、非常に道徳的に現われざるを得ない。75%がキリスト教国(25%がイスラム教国)であるロシアは、キリスト教的なこと、罪人に懺悔、悔い改め、最終的には贖罪と救済への道を提供しなければならない。

ウクライナのあきれるほどの混乱を煽ったアメリカ人たちが責任を認めず、悔恨と謙遜をもって罪を償わないのであれば、彼らは間違いなく地獄に直行するだろうが、彼らの誰かが生きている限り、救いの道は彼らのために開かれていなければならない。プーチンは、正統派キリスト教徒として、「イエスキリストがこの世に来られたのは、罪人を救うためであり、その(キリストが)第一の存在である」[テモテへの手紙 第1章15節]と信じ、他者を裁くことを控え、その代わりに悔い改めと救いのチャンスを与えなければならない。

※参考までに、テモテへの手紙 第1章15節は様々な解釈があります。
「パウロは、他人を裁いてはならないと教えました (ローマ 14:10-13 参照)。パウロが自分の罪を他人の罪と比較することはまずありません。パウロの言葉は、パウロが自分の罪の重大さをどのように見ていたかを反映した一般的な発言として理解する方がよいでしょう。問題の聖句を解釈する鍵は、ギリシャ語で"第一"または"長"を意味する"プロトス"という単語の翻訳です」
── ここに、完全に受け入れるべき信頼できる言葉があります。「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られました。その罪人の中でも、私は最も悪い者です」

軍事行動の継続は現時点では避けられないが、ロシアが目指しているのは安全保障であり、それは自国のためだけでなく、ユーラシア大陸全体のためでもある。プーチンはこのことを、可能な限りわかりやすい言葉で表現した。
「……将来の安全保障体制は、その構築への参加を望むすべてのユーラシア諸国に開かれたものであるべきだ……同様にヨーロッパ諸国やNATO諸国[を含む]」
あるいは、参加は完全に任意であり、参加しないかもしれない。

ヨーロッパの安全保障にとって最も深刻な脅威とは何か?
「ヨーロッパにとっての最大の脅威は、軍事的、政治的、技術的、イデオロギー的、情報的側面において、アメリカへの依存度が危機的なまでに高まっていることである」。
ロシアは、35年前に冷戦が終結したはずの第二次世界大戦から80年もの間続いているアメリカの占領からヨーロッパを解放する手助けをしたいと考えている。プーチンは、アメリカが今後どのような役割を果たすと考えているのだろうか?
「……長期的には、ユーラシア地域における外部勢力の軍事的プレゼンスを徐々に段階的に縮小していく必要がある」。

これはおそらく、誰にでも公式化できたはずの「ヤンキー・ゴー・ホーム!」を最も優しく丁寧に表現したものだろう。

ドミトリー・オルロフ(1962年生まれ)は、アメリカのエンジニアであり、"アメリカにおける潜在的な経済的、生態学的、政治的衰退と崩壊"に関連するテーマの作家。(ウィキより)

コメントから

ジェームズ・R・スミス
アメリカは死につつある。ほとんどの国民は気づいていないが、出血が止まらない。ヨーロッパはゾンビだ。
EUはすでに心を失い、腐敗し、よたよたと歩き回り、何かに噛み付こうと近づいている。
世界は間もなく、この600年の歴史を持つ人種差別の怪物から解放されるだろう。この怪物は、非ヨーロッパ文明に対する吸血グリップ(支配力)を緩めようとはしない。しかし、私たちが"集団的西側"と呼ぶこのヒルは、すでに塩漬けにされている。

──おわり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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抜粋終わり

アメリカを破壊することはそれほど難しいことではないと専門家は視聴者に語っている。

比較的小さな戦術核を使って四つの主要な港を破壊するだけだ…… そして1、2カ月待てばいい。アメリカはもはや食料を含め、生きていくために必要なものの半分も作っていないのだから、その後はそれほど長くはもたないだろう。

日本なんか、もっとちょろいよね・・。

天皇GOヘブン。

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みの富む社会になりますように。


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