家畜は、飼い主の都合で殺されるものです。
より
上記文抜粋
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人間はどこまで家畜か: 現代人の精神構造 (ハヤカワ新書) – 2024/2/21
熊代 亨 (著)
家畜になれば生きやすい。
………では、なれない者は?
ADHDや社交不安症はなぜ増え続けるのか。進化生物学の注目仮説「自己家畜化」をキーワードに精神科医が論じる、現代の人間疎外。
「一生 壁の中から出られなくても……メシ食って寝てりゃ生きていけるよ…でも…それじゃ…まるで家畜じゃないか…」――『進撃の巨人』の主人公、エレン・イェーガーの台詞です。
実際のところ、人間はどこまで家畜なのでしょう? あなたは文明社会の進展にあわせてもっと模範的に、家畜的にありたいと願いますか。文明の進展についていけない人々に生きづらさを強いることは悪でしょうか、それともそうした人々を文明の内側に回収することが悪でしょうか。結局、私たちはどのような未来に向かうべきでしょうか。(本書「はじめに」より)
自己家畜化とは、イヌやネコのように、人間が生み出した環境のなかで先祖より穏やかに・群れやすく進化していく現象だ。進化生物学の近年の成果によれば人間自身にも自己家畜化が起き、今日の繫栄の生物学的な基盤となっている。
だが、清潔な都市環境、アンガーマネジメント、健康や生産性の徹底した管理など「家畜人たれ」という文化的な圧力がいよいよ強まる現代社会に、誰もが適応できるわけではない。ひずみは精神疾患の増大として現れており、やがて――。精神科医が見抜いた、新しい人間疎外。
・・・・・中略・・・・
家畜化(HPA系縮小)で過酷な氷河期(3万年前の最極寒期)を生き延びた人類
2024年3月23日に日本でレビュー済み
『人間はどこまで家畜か――現代人の精神構造』(熊代亨著、ハヤカワ新書)は、人間の自己家畜化を論じているが、精神科医として行き過ぎた家畜化に懸念を表明しています。
「最近の進化生物学のトピックスに『自己家畜化』というものがあります。これは、生物が進化の過程でより群れやすく・より協力しやすく・より人懐こくなるような性質に変わっていくことを指します。たとえば人間の居住地の近くで暮らしていたオオカミやヤマネコのうち、人間を怖れず一緒に暮らし、そうして生き残った子孫がイヌやネコへと進化したのは自己家畜化のわかりやすい例です。人為的に家畜にするのではなくみずから家畜的に変わったので『自己家畜化』、というわけです」。
「そして進化生物学は、私たち人間自身に起こった自己家畜化も論じています。考古学、生物学、心理学などから多角的に検討すると、この自己家畜化が私たちの先祖にも起こってきたというのです。進化生物学の研究者たちが述べるように、自己家畜化は人間が文明社会を築くうえで非常に重要だったはずです。というのも、高密度な集団をつくっていられること・そのなかで共通のルールを守って暮らせること・攻撃性や不安を抑えていられることは動物として凄い性質で、この性質がなければ交易や都市文明などは成立しようがなかっただろうからです」。
「では、こうした人間の自己家畜化がもっと進み、文明社会も進歩していけば万事OKでしょうか?・・・その文明社会が人間にもっと多くのルールを守らせ、もっと攻撃性や不安を抑えさせ、いわば『より家畜人たれ』と求め続けると、その求めについていけずに不適応を起こす人が増えるのではないでしょうか」。
ソ連のベリャーエフのギンギツネの家畜化の先駆的な研究が高く評価されています。
「(ネアンデルタール人に比べてホモ・サピエンスの)脳容量が縮小し、HPA系が弱まり、セロトニンの量が増えた人間は、先祖たちと比べてより争わず、より協力し、より教えたり真似したりすることに長けた生物に進化しました」。HPA系とは、ストレスに対して分泌されるホルモンを司っている視床下部・下垂体・副腎系のことです。
人間の自己家畜化に対する著者の姿勢は、「生物学的な自己家畜化を含めた人間の動物らしい性質も私たちの大前提や下部構造で、それを無視した進歩に突き進めばますますの人間疎外は不可避である」という言葉に尽くされています。
『人間はどこまで家畜か――現代人の精神構造』レビュー
・・・・・・中略・・・・
「人はなぜ子供騙しの簡単な嘘にだまされるのか」 進化心理学から見る集団同調性バイアス
人類は数百万年もの長い間利害が一致する血縁関係にある数十人以下の少人数の共同体で生活していたのです。
(相手が家族とか親族の場合)疑わしくて『納得できない』場合ても、他人の言葉を『とりあえず信じる』ように進化した。
石川 幹人よると、社会全体では『疑う心』は常に少数の例外である。
親しい少数の人間集団では一々相手の言葉を疑うよりも、『人を信じる』方が圧倒的に有利なのです。
ところが近年(数千年前)になって血縁関係に無い巨大な人間集団(社会とか国家)が出現してくる。
共同体内でも支配被支配の上下関係が生まれ、利害が相反するにもかかわらず、人類は以前の『とりあえず信じる』モードのままなので、子供騙しの見え透いた嘘でも多くの人々が結果的に騙される。
(HPA系縮小「自己家畜化」による「疑う心」の喪失)
荒唐無稽にも思える石川 幹人の『人が騙されるのは人類の進化の過程である』(社会の進化に人類の進化が追いついていない)との進化心理学ですが、3・11以後の政府や東電のお粗末過ぎる嘘八百を信じる多くの人々を見ると、俄然信憑性がでてくるから不思議である。
普通の大人なら絶対に信じないであろう無茶苦茶が、現在平気でマスコミが垂れ流し多くの人が疑うことなく信じている様は、悲惨すぎてとても正気とは思えない。
一億総痴呆状態なのである。
今の日本国の状態は『人類とは、そもそも信じる(騙される)ように進化した生物だった』とでもしないと、到底説明が付かないのです。2021年08月14日 | 社会 なぜ賢い人が間違うのか?
・・・・・・・・・中略・・・・・・・
現代人の「HPA系縮小」(自己家畜化)の「定向進化」が止まらない
「定向進化」とは象の鼻やキリンの首が進化の過程で現在のように長くなったように一定方向に進化することだが、「定向進化」が止まらなくなったり、一定の限度を超えると、クジャクの雄が繁殖期だけに有利だが、生き残りでは不利な巨大な飾り羽根のように、種の保存や繁栄に悪い作用をもたらす。今の世界的な人類の一極集中(都市化)と密接に関係しているのがホモ・サピエンス(ヒト)の脳のHPA系縮小の「定向進化」。しかし、3万年前の氷河期の最厳寒期を乗り越えるには有利に働いたHPA系縮小「人類の家畜化」(集団化)は間違いなく現在は逆に不利に働いている。
今のような極悪戦争屋の欧米リベラルメディアによる子供騙しな低級な「真っ赤な嘘」が際限なく垂れ流される不思議の原因とは、ホモ・サピエンス(ヒト)の脳のHPA系縮小の「定向進化」(自己家畜化)の結果だと見ると、腹立たしいが一応は納得する。
衛生環境が劇的に改善したのか、ヒトの免疫系が劇的に強化されたのか、細菌やウイルスの弱毒化が劇的に進んだのか?(それともヒトの「定向進化」が止まらずHPA系縮小「家畜化」が劇的に進行したのか)
1900年からの米国の麻疹による死亡数の推移(人口10万人あたり)
・・・・・・・中略・・・・
ヒトの免疫力の最強化が止まらない!「全ての感染症の劇的減少」
実は人類の危険対処能力に関係するHPA系縮小では免疫力が向上するとの大きなメリットがあり、長い間人々から恐れられていた天然痘やペスト、コレラ、結核、麻疹など各種の感染症が、種痘やBCGなどの色々なワクチン接種とは無関係に100年ほど前から(衛生環境や栄養状態など人類の生存環境改善と相まって)、劇的に減っていた。100年前に比べれば「ほぼゼロ」レベルなのである。
以前の感染症に変わって(免疫力が最大化した)21世紀のヒトを苦しめているのがアトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー疾患で、毎年10%程度の割合で増えていく。(★注、2020年中国武漢から唐突に始まった新型コロナ騒動だけが唯一の例外で、不気味な人為的遺伝子操作による2020年アメリカ大統領選挙「郵便投票」導入疑惑が考えられる)
一方が減った分だけ、もう一方が増える「トレードオフ」の関係
20世紀後半の感染症激減の原因としては人間のHPA系縮小との関連が考えられるのです。獰猛な捕食者サーベルタイガーに対する危機管理能力(HPA系)を最小にして自己家畜化した結果、ミクロな細菌やウイルスに対する免疫力が増加したのである。(★注、ただし人類の免疫系は複雑怪奇で一筋縄ではいかない。人間の細胞の10倍の100兆個もの各種の細菌叢「マイクロバイオーム」こそ免疫力のメインだとの有力説や100年前の第一次世界大戦より多くを殺したスペイン風邪は免疫暴走「サイトカインストーム」だったとの今の医学常識とは真逆の説明がある)
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抜粋終わり
占星術】人類は奴隷として創成され、「月々の人」と呼ばれた
オカルトでも、科学でも、「なんか人間って家畜化したんじゃない」ってことが、言われ始めている。
アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ
天皇家の奴隷になって、次は、米英の家畜になる。
家畜は、飼い主の都合で殺される者なのですよ・・・鳥インフルエンザでそのことがよくわかります。。。
mRNAワクチンでの、日本人粛清がそれであり、前の戦争も、それです。
天皇を消し去って 日本人を救う
天皇の無い 蒼い空を取り戻す
慈悲と憐みの富む社会になりますように。
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