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黒海リゾートバトゥミ- カッパドキアからバス移動

クリスマスをイスラム教圏で過ごしたぼっち旅中の自分。クリスマスも終わったことだし、カッパドキア気球ツアーにも恵まれなかったのでそろそろトルコとの縁もここまでのようだ。

次に向かう先は更に西。ジョージア。
以前はグルジアと呼ばれていてワイン発祥の地としても有名な場所だ。

最近は、物価が安い&ビザなしで1年滞在でき、その間一度でもジョージア外に出れば1年の期間がリセットされるという条件から、ノマドの行き着く先としても人気の国である。
まずは現在いるカッパドキア(ギョレメ)から、ジョージアの国境からほど近いリゾート地バトゥミまで向うことにした。


ギョレメからバスでバトゥミまで

ギョレメからトラブゾンへ夜行バス移動

ギョレメからバトゥミまでは直行のバスが無いため、バスをどこかで乗り継いでいく必要がある。

多くの人がブログ記事に書いていたルートが、トルコのトラブゾンという土地で乗り換えるルートだったため、私もそれに習うことにする。

Obiletで検索すると、Kamil Koc社が1日2本トラブゾン行きのバスを運行しているようだ。どちらにしてもトラブゾン到着は翌日の朝になる。
今回は、19:00発8:50着のバスを選択。

気球ツアーもなくなり、とくにカッパドキアでやることもなかったので、出発時刻まではひたすらパソコン作業をして時間を潰す。これはこれでけっこう有意義な時間の使い方だったなと今になって思う。

時間になったのでバスターミナルに行き、Kamil Kocのオフィスでバスはどこで待てば良いのか一応確認すると、正面で待っていれば良いと言われたので、大人しくベンチに座り待つことにする。

待てども来ない…

まぁトルコではバスが来ないなどよくあることだと思い待ち続けると、19:30になった頃に先程オフィスにいたKamil Kocのスタッフが「トラブゾン?」と声をかけてきた。着いて来てという感じだったので荷物を持って後を追うと、バスはバスターミナル内ではなくて道路の方に停まっていた。

バスターミナルで待ってれば良いんじゃなかったんかい!

もともとこのような乗降方法なのかもしれないけど、ネット予約してそのまま待っていたら、スタッフがそのこと把握してなくてバス乗り過ごしてしまうかも知れない。トルコではネット予約していようがなかろうがスタッフに一声かけておくことが大事だなと感じた。

乗り込んだバスはカイセリという場所で多くの乗客が入れ替わった。その後は適宜トイレ休憩なのか運転手休憩なのかわからない停車を挟みながらバスは進む。

ただ、このバスなんとも寒い。12月の深夜バスなのに、空調から出てきている風は冷たいのだ。枕にしようと思っていたウルトラライトダウンをブランケット代わりにしてなんとか凌ぐ。

この後体調を崩すのだけれど、この寒さが一つの原因ではないかと推測して
いる…

バスは朝の8時を過ぎ、トラブゾン市内へと近づいていく。車内スタッフが、「トラブゾンバスターミナルまで?」と聞いてきたので、そうだと答える。一応Google Mapでピンを刺しておいたけど、このように確認してくれるのはありがたい。

バスは進んで行く。Google Mapでピンを刺しておいたバスターミナルの場所も越えていく。

あれ?さっきオトガル(バスターミナル)までって言ったよな?もし間違いならさっきオトガルまでって言ったじゃんでゴネて戻ってもらおう。と考えていたら、程なくして如何にもバスターミナル然とした場所にバスは到着した。スタッフもオトガルだよと言っている。

後で調べて分かったけど、トラブゾンのバスターミナルは移転していて、Google Mapの情報が追いついていないらしい。バスの乗り継ぎだけなら今回のように問題ないけど、一旦トラブゾンに宿泊しようと思う場合にはホテル選びとかで面倒なことになりそう。

現在の正しい場所は以下です。

トラブゾンからサルピ(国境)へ

トラブゾンからはミニバスに乗り換えて国境の街サルピへと向う。

直通でバトゥミやトビリシに向うバスもあるようだが、値段が高かったり、バス自体が国境を越えるのを待つのにだいぶ時間がかかるとのことらしい。
サルピ行きのミニバスは30分に一本出ているので、着いた時間に合わせてチケットを購入する。料金は250トルコリラ。

サルピ行きのミニバスは30分に一本出ているので、着いた時間に合わせてチケットを購入する。料金は250トルコリラ(1,250円程度)。Obiletでは270リラと出ていたので、やはり直接買うと少し安いんだなぁ…

ちなみにこのミニバス、行き先は「Batumi」と表示が出ているが国境を越えるわけではなく、あくまでトルコ側の国境が終着地。わかりやすくBatumiと書いてあるだけだと思う。

ミニバスは途中地元客を乗せながら国境へと向う。所要時間は4時間かからなかったくらいだろうか。
狭い車内だし特にやることもなく、景色でも眺めながらバスに揺られる。

国境に着くと大きな建物があるので、その中を通り抜けて出国・入国審査をしていくことになる。これがけっこう歩くので注意。

最初のほうでVISA-CASHとかいう青い表示があるところがあるけど、トルコ人がVisa必要でここで申請するための場所の様子。日本人はVISAなしで入国できるのでここはスルーでOK。

出国審査は特に何も聞かれること無く通過したが、ジョージア入国は「どこに行くのか」「何日滞在予定か」「一人か」ということを聞かれた。少し国境審査官通して日本人の取り扱いについて確認している様子もあった(おそらくVISA無くて良いんだっけとかかな??)が、一応問題なく入国はできた。

荷物チェックも受けて、これで入国完了だ。

サルピからバトゥミ市街へ

ジョージア側に出ると、多くのタクシーが客引きをしている。それを抜けて向いの両替所とかがあるとこの目の前に、乗り合いバスが停まっている。バトゥミ行きとトビリシ行きの乗り合いバスが常時あるように思う。

バトゥミ行きの運転手に声をかける。料金は3ジョージアラリ(150円程度)。現金を用意できるか若干不安があったが、ジョージア入国後にいくつかATMがあるのでそこでジョージアラリを引き下ろすことができたので問題なく乗り込んだ。

バスは満席になると発車する。バトゥミ市街地までは距離はそこまでないのですぐ到着する。

適当なところで降りたのでバスの経路はよく分からなかったけど、とりあえず以下の場所までは行くようです(ここからなら宿まで歩けると判断して降りました)。

バトゥミ散策

諸事情によりバトゥミはあまり多く書くことが無いので、いくつかの写真とともに紹介。

公園は卓球台やビリヤード台
どなたでしょうか…
こんな感じのオブジェがたくさん
有名な像。動く
チューとかしちゃう
港町の感じ
高い建物もたくさん
地元の人ばかりの食堂
名物のでかいヒンカリ
2024年がやって来るらしい
アジャルリハチャブリ。 中のチーズと卵を先に混ぜてしまった
きれいな広場
これも同じヨーロッパ広場
貨物列車がたくさん
少し街を離れれば日常品の専門街みたいなものが

あとがき

バトゥミ到着した夕方あたりから急激に体調が悪くなり(頭痛・腹痛)、丸一日寝込みました。
なので今回はバトゥミ自体の散策はあんまりできていないのです…

海外で体調不良になると寂しいし不安だしでキツイですな。腹痛に襲われると、毎回盲腸で手術が必要なのではないかと不安に襲われる…
ひとまず1日完璧休養日をとったら本調子ではないにせよある程度回復した。大事にならなくて良かった。

バスが寒すぎてお腹(主に腸)の調子が崩れ、疲れによる頭痛が併発したのではないかと推測。
もう無理はできない歳かなぁ…

続きの目的地であるクタイシとトビリシも含めたジョージアでの撮影ビデオを記録用につなげただけの動画も掲載。(見る必要はございません)


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