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【アメリカダイアリー#11】免許取得当日にアメリカでスピード違反してしまった話

前回の記事ではアメリカのアイダホ州で運転免許証を取り方について実体験を踏まえて記事にしました。

8/30に試験をパスして初の運転免許をゲットしたのですが、その日にスピード違反をしてしまいました。
皆様には私の二の舞を踏んでほしくないので、今回の事態を記事にしようと思いました。もちろん、50万円誤送金同様「何やってんだよw」と笑っていただいくのもそれはそれで嬉しいですw
教訓だけ知りたい方は目次から「今回の教訓」をご確認ください。

ちなみに50万円誤送金もなかなか大変だったので、興味がある方は見ていただけると嬉しいです。


1.イエローストーン国立公園まで車旅行

8/30(免許取得日)の夕方から、イエローストーン国立公園へ車旅行を計画しておりました。私が住んでいるボイシからイエローストーン国立公園までは車で約6時間かかるので1日目は途中の都市で泊まることに。
それでも長旅で4時間の運転予定でした。

2.オートクルーズ機能を初めて使い文明の進化に感動する

タイトルは大げさに書きましたが、アメリカに来て初めてオートクルーズ機能を使いました。
知ってる方もいると思いますが、日本ではあまり聞きなじみがないと思います。
オートクルーズ機能とは、高速道路などで使用し設定した速度を維持してくれたり、ハンドルも自動で切ってくれる機能になります。
ただし、自動運転というわけではなくあくまでも補助機能となるのでハンドルを持っていないと「ハンドルもって!!」と車から怒られますw

今回の旅行で我々も初めて使い始めました。
アメリカの高速道路は無料なところが多く速度制限も時速80マイル(時速128km)ととても速いです。

これは便利だ!速度を時速80マイルに設定して楽々目的地に行けるぞ!!と息巻いていました。

ちなみに)アメリカの高速道路はfreewayといいますが料金が無料だからfreewayではなく泊まる場所がないStop freeからきてるみたいですよ

3.後ろからライトが近づいてきてる…?

運転し始めて2時間がたったくらいに、突然後ろで光が見えて気にせず走行していたが光が消えなのでよく確認すると
私「あれ?もしかしてpolice??」
まさか僕らの車だとは思わなかったのですが光をつけてずっとついてくるのでもしや、、、と思いました。
また、私は運転免許取得初日だったので運転免許の問題で習ったことを思い出しました。

警察や消防車等の緊急車両が来たら直ちに右に寄せて停車すること。

後ろに警察は日本でもアメリカでも初だったので焦っていた私は横にいる妻に
「右寄せたほうがよくない??」と聞くと
妻「ここ危ないからもう少し先で止めたほうがいいよ。」
と言われたですぐ近くの出口で止めました。
すると、私たちが止まった後、警察も同様に車を止めました。

私「あぁ、やはりかぁ。何やらしたかなぁ。。」
と萎えつつ原因を考えていたのですが運転免許の勉強でとても重要なことを思い出しました。

警察に止められた場合、警察が自分のもとに来るまでハンドルに手を置いたままにしておくこと。

日本だと意味わからないルールですよね。これについて、運転免許の勉強中に理由を調べてみました。
アメリカは銃社会で、一般の方でも護身用として拳銃を持っていることもあります。
警察から逃れるために発砲して対抗するみたいな例もあるようで、そのような誤解を防ぐために、警察が来るまでハンドルから手を離してはいけないようです。
このルールは怖すぎて覚えてましたw

4.警察から事情聴取を受ける。

アメリカでハンドルに手をかけて窓を開けると警察から以下のものを提出するよう求められます

・運転免許証(temporaryの紙の運転免許証でもよい)
・車の登録証(vehicle registration)
・車の保険証(vehicle insurance)

その後、何ですぐに止まらなかったの??と言われたので危なかったから。日本では安全なところで止まるんだよ。と伝えました。
警官「アメリカは警察からライトをつけられたらすぐに止まる必要あるよ」
と言われごもっともなので何も言えませんでした、、、

今回止められた原因は速度超過でした。
私たちが速度超過をしたのは建設エリアだったようで、アメリカでは速度を落とすように指定されています。そのエリアの標識は時速65マイルだったのですが、私たちは時速80マイルだったようで15マイルオーバーです。

いつもは速度標識を見るのですが今回は、オートクルーズ機能で時速80マイルに設定していたため、速度標識をあまり見ないで運転し続けていたことが原因だったと思います。
書類を確認し私たちを止めた原因を伝えると、車にもどり違反書(アメリカではチケットというらしい)をもらいました

ちなみに罰金の金額は$106.5(日本円でいうと約16000円)でした。
旅行初日に罰金されて気分が下がりましたが教訓として支払おうと思います。

5.違反金の支払い

アメリカの速度超過について、面白い制度があることを知りました。
速度超過をしてチケットをもらった人は2つの選択肢を取ることができるようです。

1.罪を受け入れて罰金を支払う(裁判所またはオンラインにて支払い)
2.今回の違反は不当のため裁判所へ赴き無罪を証明する

日本では信じられないですよね!日本の場合は講義すら許されなさそうw
さすが訴訟の国アメリカといわれるだけありますね。
私はもちろん罪を認めて罰金を支払いましたw

支払いは以下のリンクからできます。情報が反映されるのに2~3日はかかりますので気長に待ってください。アメリカってこういう公共サービスの反映が遅いのが嫌ですよね。

https://icourt.idaho.gov/

上記のサイトの使い方について、countryとserviceがありますが捕まった都市の名前(私はJemoreでした)とpaymentsを開くと、下のほうにあるpaymentsを選択してください。
支払いをするにあたって、チケットに記載のあるISPの番号(Citation Number)を入力する欄があるのでチケットはなくさないようにしましょう。
また、PCでないと支払いできないかもしれません。私と妻のiphoneでトライしましたがダメでした。

今回の教訓

今回の教訓をまとめてみました。私が違反したのはアイダホ州で、州によって変わりますが参考にはなると思うでご覧いただければと思います。

1.オートクルーズ機能を使っても速度標識は見落とさない
2.警察にライトをつけられたらいかなる場合でもすぐに右に寄せる
3.警察がこっちに来るまでハンドルから手を離さない。
 アメリカは銃社会。何か危ないものを取り出すと誤解されると警察から打たれる可能性があります(実際に打たれて死亡した例もあるとか)
4.建設現場は速度を落とす必要あり。(日本よりそこは敏感)
5.建設現場での速度超過は一般道より罰金額は高くなる傾向あり。

まとめ

今回はアメリカで運転免許を取った当日に速度超過で捕まったおバカな話でした。教訓を確認し私の二の舞を踏まないようにしていただけたら幸いです。次回はイエローストーン国立公園とグランドティトン国立公園についての記事を書こうと思います。

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