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IT’S TOO LATE

もう無理なんじゃないかな。

あまりにも適当な事を書きすぎた。
真面目に音楽の話をしようと思っても、
今さらどんな顔して書けば良いか分からないよ。
教えてくれよ綾波。
笑ってる場合じゃねーよ。
L.C.Lミッションじゃ全然当たらねーよ。

もう手遅れだと感じてる何かがあるあなたへ。

THE BAWDIESの「IT’S TOO LATE」

中学生くらいの頃に初めて聴いて衝撃を受けた曲。
とにかく声が低くて野太い。
ブラックミュージックから影響を受けすぎて
ブラックミュージックそのものを体現するバンド。

メンバー全員が幼馴染であり、
大学生の頃に出会ったブラックミュージックに
衝撃を受け、
この素晴らしい音楽を世に広めたい
との思いでバンドを組んだとのこと。
本物のグルーヴを得るために、
大学在学期間中ブラックミュージック以外の
音楽を全て遮断し、
録音した声を聴きながら黒人特有の深みのある
声に近づける練習をひたすらしていたという。

あまりにストイックな面とは裏腹に、
抜群なトーク力も持ち合わせており、
ライブDVDに収録されている
副音声がめっちゃ面白い。

僕が人生で初めて買ったエレキギターは
エピフォンのレスポールなのだが、
(これの安いやつ↓↓)

THE BAWDIESのギタリストJIMに
憧れて買ったもの。
ライブ中楽しそうに激しく動き回る姿が
印象的で、
僕もそういうギタリストになりたいと思った。
その結果僕は、迸る熱いパトスで思い出を裏切る
ギタリストになった。

高校二年生の春頃、
僕の地元山形県にツアーでやって来るという事で
友達と観に行った。
彼は僕を小太りにしただけのオタク仲間だ。
保育所の頃から一緒で1番仲が良かった。
彼は、モンハンの攻略本を読みながら
横で流れているテレビショッピングに
ノールックで
「マジで?!」
「え、ほんとですか?!」
と相槌を打つという、
少しだけ変な癖がある男だった。
音楽にはさほど興味もなく、
常にクールなやつなのだが、
唯一仲の良い友達だったので誘った。

僕も彼もお互いライブというものは初めてだった。
会場内が暗転した瞬間、観客が前に押し寄せる。
メンバーが登場し音を鳴らし始めると
もう熱狂の渦の中にいた。
ふと、あいつ大丈夫かな?と横を見ると、
拳を挙げ飛び跳ねる小太りの男がいた。
そんな姿は、10年程の付き合いの中で
初めて見るものだった。
やはり音楽は素晴らしい。
今でもあのライブは忘れられない。

僕たちもそういうライブがしたい。

します。

8/6ライトハウスで。


バイビっ

F.WALT 

twitter → @f_walt_jp

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