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願いと祈りの話

昨日は七夕でしたね🎋
一昨日はママチャリの前カゴに笹を一本差して走るお母さんを見かけました。
七夕行事に使う笹を子どもが忘れたのかな?
なんて勝手に想像しながら和んでました。
皆さんは短冊に願い事書きましたか?
どんなことを願いましたか?
七夕終わってから書くのもなんですが、ちょっとこの「願い」や「祈り」について考えてみました。

ちなみに私は短冊に「みんな健康になるように」と書きました。
ちょっと最近、知り合いで体調崩す人が多いもので。
もちろん「みんな」の中には自分も含まれるわけですが。
最近私、物忘れ激しいんですよね笑
特に固有名詞が出なくて。
それも治ってほしいなぁなんて笑
ここで一つ、私が何か願い事をする時に意識してることがあります。
それは、自分の力ではどうにもならないことを願うこと。
今回の場合、自分の健康だけなら、食事、運動など生活習慣を変える努力をすれば治るかもしれません。
しかし、自分以外の他人の身体は、私にはどうすることもできません。
医者じゃないですし。
自分にできることは回復を願うことくらいなんです。
これって祈りに近いかもしれません。

「祈り」となると、神社やお寺をイメージしますよね。
私は月イチ氏神様へ朔日参りをするのが習慣ですが、そこでは、先月楽しく健康に過ごせたことへの感謝をした後、今月も頑張る決意をし、最後に今月も家族みんなが笑顔で居られるようにと祈ります。
神社などでは、よく、願い事をするんじゃなくて、感謝をしてくださいね、なんて言われます。
でも、少しくらいは神様に甘えても良いんじゃないでしょうか?
もちろん、感謝が先ですが。
自分だけではどうにもならないこと、特に、自分以外の誰かの幸せに繋がること程、叶えてくれるような気がするんですよね。

実際にそう感じた出来事があります。
以前勤めていた会社で一時期売上が思わしくなく、今月あと1週間で300万売上げないともう取引先に支払いができない。
というところまで追い詰められました。
でも、今までそんな短期間では100万も越したことがありません。
もう、祈るしかない状況です。
ちょうどその頃、会社全員で朔日参りが習慣だったのですが、また別の日にも私ともう一人でお参りし、なんとか会社を助けてほしいと懇願しました。
するとその数日後、奇跡のように大口の発注が決まり、なんとか支払いに間に合わすことができたのです。
これについては、もちろん自分の為でもありますが、会社全員の人生もかかった大事な局面。
自分の努力だけではどうしても達成できないことを必死に祈り、叶った出来事でした。

思い返してみれば、今まで色んな場面、場所で願ってきたことの大半は叶っていない気がします。
でも、叶っていない願いの多くは、やっぱり自分本位なことや、努力次第でなんとかなることだったのかもしれません。
そして、自分は今、なりたかったデザイナーとして働けていますが、デザイナーになれますようにと何かに願ったことは無かった気がします。
なりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる(
という感じでがむしゃらにやってたらいつの間にか叶ってた、というより、まだ夢の途中ですが笑

キレイごとと思われるかもしれませんが、多分、一生のお願いじゃないですが、叶えてくれる願い事ってそんな多くないと思うので、その貴重な願い事、せっかくなら自分ではどうにもならないことに使った方がいいんじゃないかな?
なんて、そんなことをぼんやり考えつつ、見えない月や星に祈る雨の七夕でございました。

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