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雨が降り続くと水滞になる

台風10号はなかなか進まず、東海地方は、ずっと雨☔でした。
湿度は80%、気温は30℃、この状態が続くと、肌がベトベトして気持ち悪いですね。これは汗をかいても蒸発しないからです。
水分を体外に排出できないと「水滞」(水毒)になります。体内の熱を発散できず、頭痛、頭重感、めまいのほか、水分代謝の低下により、冷えや体の重だるさ、足のむくみが現れます。また、冷えにより下痢などの胃腸の症状が出たりします。

即効性のある漢方薬に「五苓散」があります。胃腸の症状が目立つ時は「半夏白朮天麻湯」のほか、「六君子湯」が気を補う「人参」を含むので、だるさや疲れやすいなどがみられるときに役立ちます。

ツボ押しは「足の太陰脾経」を使います。脾経は水を嫌い、乾燥を好みます。使うツボは「三陰交」「陰陵泉」です。
いずれも、足の内側で「すねの骨」の外側のきわです。三陰交と陰陵泉を結んだ線が太陰脾経の経脈です。面倒くさいときは手を使わずかかとでくるぶしの上から膝下まで順に押していきます。座って、片足を床に投げ出して膝を曲げ反対側の足のかかとで押していきます。

内くるぶしの指4本上、脛骨のきわ
膝下の指4本下、脛骨のきわ



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