学歴と年収は比例するのか?①
こんにちは!
スマートなnoteを書いてみたい!矢上です。
今日はデータから記事を書いてみたいと思います。
よく聞く話の1つ「学歴が高いほど年収が高い」
これは本当なのでしょうか?
実際に出ているデータを見てみる
年収に関する記事がコチラになります。
高卒に比べて、大卒の初任給の平均は約4万円違います。
生涯賃金を見ると、高卒と大卒だと平均で約7000万円違うことが分かります。
では大学卒でも偏差値別で見るとどうでしょう?
記事を見ると、旧帝大や早慶などいわゆる一流大学が上位を占めていることが分かります。
データだけを見ると学歴は年収に影響していると分かります。
高卒と大卒の違い
生涯で稼げる金額だけにフォーカスすると確かに違いがあることが分かりました。
しかし、高卒と大卒ではその状態になるまでに投資している額が違います。
大学で学んでいる間に高卒の人はすでに社会に出て働いています。その間に大卒の人は学費を支払い、大学で学びます。
つまり若いうちだけにフォーカスすると高卒のほうが自分で稼いでいる額は多いです。福島の友達はすでに同い年で2人の子供を養っています。
国立大学に通う場合、入学金と授業料を合わせて4年間で約243万円かかります。
高卒で働いている場合、初任給が4年間変わらないとすると、約816万円稼いでいることになります。
つまり22歳で社会に出るときに大卒はお金を投資し、高卒はお金を得ているので、4年間で243+816=1059万円の差があることになります。
高卒と大卒では平均年収に200万円ほど差があるので、この差を取り返すのに5年かかります。
ストレートに22歳で就職した場合、国立大学に通ったコストは27歳でペイでき、私立大学の場合はもっとかかるでしょう。
若いうちに何を得るか
やはり高卒の人は大卒より稼げないじゃないか!
と思われる人もいるでしょう。
でも実際は高卒と大卒の違いは学歴ではなく、
「どれだけ自分に投資しているか」の違いです。
大卒の人は在学中に学びに投資しています。
そしてそれを生涯かけて回収しているだけなのです。
つまり高卒の人も若いうちに経験や学び、人脈に投資すれば大卒よりも稼げることが多いです。
実際に中卒や高卒で稼がれている実業家はたくさんいます。
「お金配り」で有名なZOZOTOWN創業者の前澤友作さんも高卒らしいです。
ワクセルを主催され、数多くのコラボレーターを生み出している嶋村吉洋さんも10代で起業しています。
つまり、学歴に関係なく、何に対してお金と時間と労力を投資しているかによって得られる対価は変わってきます。
むしろ高卒のほうが大卒の人が大学に通っている間にいろんな経験ができるお金と時間があるのでチャンスはあるとも言えます。
時間がある今のうちに「遊ぶ」ではなく「学ぶ」ことに投資していけば人生は大きく変わっていくと僕は思います。
明日は同じ大学でも偏差値によって年収が変わるのか?について着目していきます!
つづく
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