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2018年の映画17本目:レディ・プレイヤー1(ネタバレ無)

※全文公開、投げ銭方式

さて今日は土曜日なので、映画について書こうと思う。こんなこともあろうかと、今話題の「レディプレイヤーワン」を観てきたので、早速。ネタバレは前半は控えようと思っているので、まだ観ていない人はご安心を。

まずはあらすじから。いろんな場所から適当に引っ張ってきたものを載せる。

舞台は2045年。VR世界「オアシス」で誰もが理想の人生を楽しんでいる世界である。一方で、現実は問題が山積みだが、基本的に解決は諦められている。ある日オアシスの創設者、ジェームズ・ハリデ—が亡くなり、遺言が発表される。それは世界に隠された3つの謎を解いたものに、全財産とオアシスの運営権を渡すというものだった。

とこんな感じで、VR世界「オアシス」上で全ユーザ総出の宝探しが始まるのだ。この映画、端的に言って最高だった。ある程度ネタがわかると、正直半分くらいはコメディに見える部分があるものの、ストーリーもメッセージも面白く、またヒロインが可愛い。

ネタに関しては、ガンダムが出て来るのは知っていたものの、このシーンはかなり驚いた。似非日本も多かったけれど、そこも含めてとても楽しめた。

さて、ここから少し掘り下げていこうと思う。

本編は色々な見方が出来ると思うのだけれど、基本的には「バーチャル世界にどう向き合うか」ということが主題であったと思う。これは何もVRに限らず、バーチャルに生じたコミュニティが強い影響力を持つ現代社会で避けては通れない問いだろう。こういうテーマに全力でポップカルチャーネタをぶち込んだのが、今回の映画なのだと思う。

観ていて書けそうだなと感じたテーマは今のところ2つあって、本当はそれぞれ書いていきたいところなのだけれど、流石に長くなりすぎるので、分けて書くことにする。それぞれの記事はネタバレも含むと思うので、前情報無しで観たい人にはおすすめしない。

1.現実と仮想の関係性
登場人物3人を中心に、それぞれが現実と仮想をどう捉えていたのかを考えたい。

2.アバター社会とダイバーシティ
誰もが好きなアバターになれる社会において、重要なのは「理想の自分」になれることだ。

※こちらはただいま作成中です

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