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目標無き船は宝の持ち腐れ

どんなに海上を速く進める船であっても、目的地が無ければその場から動けません。目的地があって初めて船の性能を発揮し、航海を楽しむ事ができるのです。

私たちの人生も同じ。目的や目標が無ければいつまで経ってもその場に留まり続けます。どんなに素晴らしい技術や経験を持っていても、その場から動けないのです。時間がただ闇雲に過ぎ、いつも通りの反復を繰り返す事で作業に慣れ「ほんの少しだけ処理速度が上がったかな」という位の変化しか味わえません。

「ゆで蛙」という言葉があります。これは常温の水に蛙を入れ、ゆっくりゆっくりと水の温度を1℃ずつ上げていった時、蛙は温度変化に気付かず100℃になっても結局気付かずに死んでしまうという話なのですが、人間に例えるなら、今の何気ない繰り返しの生活に慣れてしまうと、気付かないうちに周りの時代が進んでしまい、取り残され死人同然となってしまう。といった事でしょうか。振り返れば「何をやっていたんだろう」と後悔が襲ってくる事は必至。それは非常にもったいない事だと思います。

スペンサー・ジョンソンの著書である「チーズはどこへ消えた?」という本にはチーズが現れるのを待つネズミと、新しいチーズを探しに出かけるネズミが登場します。どちらのネズミが結局どうなったか、なんとなく想像できるでしょう(実際の著書はもうすこし奥深い内容ですが・・・)

時間は進みます。ですが戻る事はありません。前に進む行動は時に厳しく、辛い事もあり、心が折れるなんて事も間違いなくあります。しかし、それと同じ位の楽しくて充実する事が多々あるのも事実。今のまま単に毎日をいつも通り過ごしている人生と、目標に向かって歩き出す人生、あなたならどちらを選択しますか?

後悔の無い航海を♪


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