ヒッツ

サッカー関連の事について書きます。

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最近の記事

サガン鳥栖の経営難から見るJリーグの全てのクラブの現状

1993年に10クラブでスタートした日本プロサッカーリーグも、現在では1部から3部で加盟数は50以上となり、クラブがホームタウンとしている本拠地も、30以上の都道府県にまで増加している。これはこの四半世紀で、日本サッカーが飛躍的な進歩を遂げてきた結果と言えるだろう。 パフォーム社の動画配信サービスDAZN(ダ・ゾーン)と10年という大型長期契約を結んだことによって、各クラブには多くの放映権料が分配されるようになり、これは各クラブの運営状態や経営方針に大きな影響を与えていくこ

    • 「出場機会」問題

      子どもたちが試合に出られるために必要なことって何だろう?  主力選手←レギュラー選手←控えメンバーだけど途中交代で起用される←控えメンバーでほとんど起用されない←メンバーに入れない。  図式化するとこんな感じだろうか。試合に出るためには並み居る競争を勝ち抜き、ポジションを獲得する。そのために各自努力をし、這い上がってくることを要求される。とかく日本では「練習を頑張る⇒うまくなる⇒試合に出る資格を得る」という図式を乗り越えなければならない、という考え方が一般的なのかもしれな

      • 「一生懸命に頑張ること」と「無理をすること」は同じではない。子どもたちの成長を阻む“過密日程”

        子どもたちのスケジュールを聞くとやっぱり驚かされることが多いかもしれない。とにかく忙しい。次から次へと次の予定が入っている。毎日の学校の他に、サッカーの練習、スクールの練習や他の習い事、塾……。週間スケジュールを見せてもらったら、ほとんどが塗りつぶされているんじゃないだろうか。特に都心部では、家でゆっくりできる時間っていったいどれくらいあるんだろうと心配になってしまう。  でも、それがおそらく一般的だということは、多くの大人は問題ないと思っている。そして子どもたちはちゃんと

        • 子供たちに喜びを。ドイツ連盟の新たな試み「フニーニョ」(後編)

          前編では、ドイツサッカー連盟が10歳未満のジュニア世代で本格導入しようとしている“フニーニョ”の紹介をした。また、この3対3をベースにしたルールが、子供たちの創造性や実戦の中でボールに頻繁に触れる機会を育むだけではなく、子供たちが純粋にサッカーを楽しむための戦略的な方針転換だということも説明した。今回は、より具体的に疑問点について応えていきたい。 GKはどうする?  ドイツは、マヌエル・ノイアー(バイエルン)やマルク・アンドレ・テアシュテーゲン(バルセロナ)のような選手を輩

        サガン鳥栖の経営難から見るJリーグの全てのクラブの現状

        • 「出場機会」問題

        • 「一生懸命に頑張ること」と「無理をすること」は同じではない。子どもたちの成長を阻む“過密日程”

        • 子供たちに喜びを。ドイツ連盟の新たな試み「フニーニョ」(後編)

          子供たちに喜びを。ドイツ連盟の新たな試み「フニーニョ」(前編)

          U-6(6歳未満)からU-13(13歳未満)にいたるまでのプレー人数やグリッドを、年代に合わせてより細かく区切ることで、子供たちに無理なく楽しみながら成長を促せるようにしよう、という試みだ。 とりわけ、ホッケーの監督として活躍し、バルセロナでも活動していた故ホルスト・バイン氏が提唱していた“フニーニョ(Funino)”の導入が目を引く。  フニーニョとは、縦25〜30メートル、横20〜25メートルのフィールドで行い、攻撃方向にそれぞれ2つずつ、計4つのゴールを設置して3対

          子供たちに喜びを。ドイツ連盟の新たな試み「フニーニョ」(前編)

          Jリーグのクラブについて

          今Jリーグのクラブのほとんどが株式会社という形態で運営しています。ただこの形は好ましくありません。なぜならば会社の社長の意見に左右されながら運営しているのが現状です。確かに、そういう人ばかりではないですがほとんどがそうですが。そもそもクラブの母体が企業での部活であったというのがあります。例えば鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、浦和レッズ、柏レイソルなどなど。 ただ最近になって(2000年代になってようやく)市民クラブが増えてきたなと思いますが、まだまだ少ない方です。ただそ

          Jリーグのクラブについて

          note始めました。

          こんにちは。この度、noteを始めることになりました。 サッカー関連の事や、これからのスポーツのあり方などについて書いていきます。

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