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私が、カメラ好きの父の生家を「レトロスタジオ」に作り替えるまでの話。
![](https://assets.st-note.com/img/1645629955930-DTXfMf5lD5.png?width=800)
のどかな風景が広がる三重・大紀町。
緑豊かな山に囲まれ、南に下れば綺麗な海が広がる場所。
そんな「田舎」に父の生家はあります。
長期休暇のたびに帰省していた家は、
家主の祖父母を亡くし、今は父の絶好の「遊び場」。
大好きな高級カメラを片手に、旧友たちと飲み会をしたり、時には一人で別荘のように使ったりと楽しく過ごしているようです。
一方、結婚し子供にも恵まれた私は、コロナ禍でなかなか帰省するタイミングを掴めず、父との距離が生まれるばかり。
「レトロ部屋写真集」を眺める趣味に没頭して過ごしていました。
そんなある日、父から「友人から生家を民泊などに使って、人のために役立てたらと言われた」との話が。
その時、ふと「父の趣味であるカメラ」と「私の趣味である古い部屋を眺める」ことは共存できるのではないかと、まるで雷に打たれたような衝撃を感じたのです。
生家を私好みに作り上げれば、父のカメラスタジオにできるのでは?!
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娘「昭和の暮らしを体験しながら、カメラ撮影もできて、泊まれる施設、どう?」
父「需要ないやろ」
お客さんが来なくても、私と父には需要がある施設になるはず。
一緒に作れば親子水入らずの時間が生まれるはず。
と妄想はつきませんが、なにせ先立つものがない…お金がありません。
しかし、まだ「父に提案する」という段階。事は始まったばかり。
父の生家を「レトロスタジオ」にする日を夢見て、今日から初期費用の計算をスタートさせます。頑張るぞー!
写真引用:
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