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装うこと、ケアすること

人は気付くと決まったルーティンの中にじぶんを置きがちになる。



もちろん疲れていたり、慣れたばかりということならば、その時間は大切なものではあるが、ふとするとハレとケで言うとケばかりになってしまう。


生きていることの多くはケであることは間違いないのだけれど、その中にハレを作るということを、どうしても忘れてしまう。



つい先日イヤーカフという耳に挟むだけというアクセサリーを購入した。


付けてみると少しじぶんの存在が華やいだ気持ちがした。



これまでアクセサリーに興味がなかったけれど、アクセサリーをたくさん所有していたり、身につけている人の気持ちがよくわかった気がした。



もしかしたらネイルとか、香水とか、髪の毛のカラーとか似たようなものなのかもしれない。



ファッションに限った話ではなく、おいしいパン屋さんの食パンを買うとか、好きな香りのシャンプーに替えるとか、こだわりの調味料を持つとか好きなデザインのガジェットをカバンに忍ばせておくとかも、同じなのかもしれない。



日常はケがほとんどで、ハレの日と呼ばれる日はほとんどない。
けれどケの中にハレの明るさが紛れ込むような何かを日常の中に忍ばせておくことの大切さを今回アクセサリーから学んだ。



そうやって人は日常を過ごしていく。




今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
じぶんを喜ばせようとすることは、限りなくケアに近い。

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