正攻法が勝つ

このドラえもんの画像を見てほしい。

かわいいですね。

これ人間社会でいうところの愛の告白です。

パートナー関係に限らず、こういうことを伝えたいがために、いろんなお出かけやいろんな演出が世の中には存在しますが、おそらくどんな美麗辞句を並べたものより、この言葉のまっすぐさ、飾らなさに勝てるものは少ないはずです。

つまりこのドラえもんが教えてくれているのは、正攻法の強さなわけです。

ボクらは気づくと素直さやありのままの気持ちを何かでコーティングしたり、捻れて表現することが多く、正攻法は強いけど、そのまま出すには勇気がいることもまた事実です。

でもだからこそ人の心をうち、また響くのかもしれません。

そしてこれは何も告白だけの話ではありません。

「目の前の人を丁寧に、リスペクトを持って接する」とか「困っている人がいたら助ける」とか「出し惜しみしない」とか生きていく中での正攻法というのも、探せばいくつかあるはずです。

そして案外ラッキーな人とか、人のご縁で、などと話す人の多くは、もちろん幸運もあるけれど、日常にこういう正攻法で信用されている人なのではないか？と思う瞬間がある。

どうしても気の利いたものや、キザなもの、派手なものに目がいきがちではあるけれど、ほんとうは地味で飾り気のない素直な行いこそ、最強なのではないだろうか。