誰かを責めないための相性
現代にはさまざまな自己理解ツールがある。
昨今流行りのMBTIやストレングスファインダー、FFSなど数えていけばキリがない程のツールが存在している。
それらはテストした人をこのような人だと診断してくれて、私がどういう人かの理解を助けてくれる。
だから得意なこと、苦手なことなども教えてもらえ、現実世界のわからないモヤモヤを解消してくれる。
このことの利点はじぶんがじぶんに納得感を持つ以上に、むしろ対人関係の中で活きてくる。
じぶんがこのタイプ、テストした枠組みで捉えるならばあの人はこのタイプ、と。
そうやって関係性を見直すと、お互いそれぞれじぶんの世界を生きている。
それが交わるとき、ズレや違いが起こり、ツールを使っていなければ、「あいつが悪い」「私が良くない」と責任が人に紐づいてしまう。
だが自己理解ツールを使っていると、ただ相性が悪いだけだと思える。
相性は悪いけどお互いこのようなタイプであるからこそ、どうやったら一緒に居られるかという視点に立てて、誰かを断罪することなく、関係性を続けることができる。
自己理解ツールのいいところは、関係性の中でこそ力を発揮する。
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