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人が関与しないもの

ボクの習慣の一つに「味噌汁を作る」というものがある。

スーパーで売ってるものよりは、幅広い種類(麦、米、麹、白、赤、合わせなど)のものを買ってきて、それらをホーロー製の容器で数種類保存させ、組み合わせをかえて、作っている。


良いことはたくさんあって、発酵食品であるため、腸活のような意味合いでも助けになるし、火で温めるため、内臓にもよいし、具材で栄養価も取れる。
食欲がない時でもするりと食べることができて、国民食と言われるのが頷ける。


極めつけは料理に慣れていないボクでも味噌をとくだけで、美味しいお味噌汁が手軽にできること。




じぶんはほとんど関与していないのに、なぜか美味しくなる。


でもふと思う。


関与した方が美味しいというのは、(特にボクのような素人では)案外間違いではないか。

自然なものには自然になんとかなる作用があり、いかに手を加えないでいられるか、見守れるか。



その複雑性を許容できればこそ、そこに任せるからこそ、手軽で美味しくなるものがあることを、味噌汁作りから学んだ。


コントロールできることと、コントロールしないこと。


どちらも両立していきたい。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
味噌自体がコントロールやんけと言われたら、ぐうの音も出ません。




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