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毎日書くことの意味

毎日書いていると、当然なのだけど、なんで毎日書いてるんですか?と言われる。



書き始めた理由は何者でも無いからだった。



ただの会社員で、別に夢も野望も特にない。
そのことに渇いてもいないし、罪悪感も別にない。

職場もプライベートも人間関係は良好で、幸せだった。



でもそれらの外に出ていく機会が増えた時、じぶんという人を語る必要性が出て、そのときに話す言葉やこれまでの体験を当時堂々と語ることはむずかしく、つまらないと思われるのでは?と恐れたりしていたが、実は一番そう思っていたのはじぶん自身だった。

だからこそじぶんの言葉で語ること、体験を話すことがためらわれたに違いないし、外に出ていく機会を作っていたのは、同じでいることが苦しく、また変わりたいことの表れだったのかもしれない。



そんな中で始めたのが、毎日書くことだった。

誰からも依頼されてないし、期待もされてない。


でもじぶんとの約束として始め、それが続いてくると、「(何者でもないのですけど)毎日書くということだけはしています」と語れるようになり、そのことで少しだけじぶんを表に出すことができるようになってきた。



そうすると興味を持ってくれる人が出てきたり、声をかけてくれる人が現れ、じぶんの風向きが変わった気がした。



じぶんとの約束を毎日守ることで得られる足場の安定感と、今いる場所からできることをすることの大切さを、ボクは毎日書くことを通じて学んだ。


だから今も続けているし、これからも可能な範囲で続けていこうと思っている。






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