他者を頼る
ボクの人生の中で、クセのように同じパターンを繰り返してしまい、結果が似てくるというものがあります。
それが「結論まで一人で決める」というもの。
例えば「仕事を辞めるか、今の職場に残るか」みたいな問題があったとする。
ボクはその時、じぶん一人で辞めるか残るかを考えてしまう。
行動から察するに、何度か「相談しなければよかった」という体験をしたのではないかと想像できる。
なので他者に打ち明ける段階では、結論が決まっている方が安全だという作戦を取りやすいのだろう。
もちろんそれは正解で、正しい判断だと思う。
なぜなら今日まで生き延びてきているから。
しかしもちろん穴もある。
それはたまたま近くにいた人が、相談に真摯に向き合う力がない人だっただけで、すべての人に相談することが危険な訳ではないはずだから。
つまり危険のセンサーが出やすい体質だとしても、他者に相談するという可能性を1%でも持ち続けることは、そしてその敏感なセンサーが反応しない人が仮にいたとしたら、結論を出す前の段階で、力になってくれそうなその他者に頼ることを考えてみても良いのではないか。
ボクは数年前に一度思い立って頼ってみたことがあるが、じぶん一人では得られない結論に辿りつき、今はその人と一緒に仕事もしている。
頼ることを試してみてよかったと思っている。
もしボクと似たような人に届いたら、とてもうれしい。
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