子どものように生きる

さて、前回の記事では「誰かを説得すること」
の必要性について述べてきました。

しかし、やはりどうしても心がモヤモヤしたまま
「本当にこれでいいのか」と悩んできました。

そこで学生時代の先輩に相談をしてみたところ、
すごく興味深い話をしてくれたんですね。

「東京に行って、君はどうしたいの?」みたいに
聞いてくる人は「理由がないと行動できない人」
なんだよね。でもそれは令和の考え方ではない。

先輩との雑談より

失われた30年と呼ばれる間、日本という国は
いわゆるイノベーションを起こせなかった。

「言われた通りにやる」「課題を解決する」
これが日本の社会人に求められてきた能力。

しかしそれでは、イノベーションは起こせない。
「何か新しいものを創造する」力が求められる。

「飽きる事なく長く続けたら偉い」ではなくて
「色々と試した先に1つ見つかればいい」

年齢を重ねれば重ねるほど、成果を求められる。
長期的ではなく、短期的な成果を求められる。

しかし短期的に「大きな成果」を残す事は難しい

何度も失敗して、その度に修正・改善しながら
気がついたら大きな成果を残しているイメージで

周りはゆっくりそれをただ見守るだけでいい。
そして、これが今の社会には足りないと思う。

ゴールから逆算する生き方ではなくて
ただガムシャラに「何か」に向かって走り続ける
そんな生き方がもっと許容される社会。

ここでの「何か」について、既存の職業や
フレームに囚われないという事が大切だと思う。

既存の職業に就くためにガムシャラになる事は
つまりゴールから逆算することだから。

方法論や方程式は、誰かがガムシャラに生きた
その積み重ねによって発見される。

だけど、その誰かが見出した理論や思想を
鵜呑みにして、「その通りにやればいい」とか
「それならやめた方がいい」とか判断せずに

とりあえずガムシャラにやってみる。
「こっちだと思う」方向へガムシャラに。

その方向というのは、いわゆる定説でなくていい
学びを重ねる中で自分なりの理論を作ればいい。

はたまた結果的に定説に行きついてもいい。
きっと定説への理解の解像度が違うはずだ。

とにかく、やらずして色々語るのは良くない。
色々やった上で語る方が絶対に良い。

飽きたらやめて、新しいことすれば良いし
その繰り返しの先で見える事があると思う。

大人たちは、若者が失敗しないように助言する。
でも、若者はむしろ失敗した方がいいと思う。

いや、人類みな失敗なしに成長はできない。

だから、失敗した方がいい。失敗した後で
学ぶことこそが大切だと思うから。

無理な話だと思うが、そんな生き方を日本中の
若者が実践したら日本はきっと変わると思う。

…滅ぶ可能性の方が高いとも思います笑

まあ心配しなくても、大抵の人は行動できない
と思っています。それくらい行動し続ける事って
頭も使うし体力も気力も必要なんですね。

だから全体の1%くらいになると思います。
ちょうど良い感じです。残りの99%の方々は
黙って見守っていたら良いんですよ。

その99%を「大人」と呼ぶ事にします。
そして残りの1%は「子ども」です。

何をやっても大人が助けてくれる。
そう信じてチャレンジできる「子ども」になる。

子どものように生きる。

令和は「子ども」の時代になる!
先輩、たくさんの学びをありがとうございました

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