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説得する理由は、いらない

皆さま、2023年もお疲れ様でした!

年の瀬のご挨拶の代わりに、
見出しのような話をしてみたいと思います。

私は近い将来に上京する事を決めています。
もうこれはずっと前から決めていた事なので
特に揺らぐ事なく今日の日まで生きてきました。

しかし、生きていると心境も変わってくるもので
上京すると決めてはいるものの、
そう決めた当時のような情熱は今ありません。

また当時とは違った理由がある気がしています。
「売れたい」とか「音楽で食べていきたい」とか
当時はまだ分かりやすい理由だったと思います。

夢があって、人から応援されやすい理由です。

一方で、今では夢とか目標の為だけに
上京したい訳でもない気がしています。

行きたい場所に行って、会いたい人に会って
そうやって転々としながら好きな事を続けて
生きていきたい。その第一弾が東京だった。

そんなところでしょうか。

つまり、もはやゴールを見てる訳ではなくて
「過程に楽しみを見出すという生き方の問題」
に帰着している気がしています。

以前の私は何事も形から入る人が嫌いでして
「結果が出せたらなんでもいい」主義者でしたが
今は決してそんな事ないんですね。

形から入りたければ、そうすればいいし
そうじゃないと思うならそうしなければいい。

とにかく、自分の人生を楽しんでいることが
生きる事に取り巻くあらゆる全てだと思います。

例え結果が出ても、楽しくなければ意味がないし
例え結果を期待して、その過程で苦しんでみても
それは見返りを求めている感じがするんですね。

見返りを求めた行動は、裏切られた時に脆い。

だから、結果という言葉に踊らされずに
あくまで自分の力でどうにかなる事の範囲で
喜びや幸せを感じていけたら良いですよね。

ここまで聞くとフワフワした感じがしますが
具体的な行動もちゃんと決めているんですね。

それは、好きな事に挑戦する事と継続する事
たったそれだけです。もうそれ以上ないです。

何かを継続して極めれば、それに関連した
仕事に就くことができます。どんな仕事かは
まだ分かりませんが、きっと何かあります。

もはや現時点ですら、学生時代に塾講師という
経験があるので、これはもう好きを継続した先で
仕事に就いていますので、立証済みなんですね。

例えば音楽だって同じです。売れるという夢は
正直叶うかどうか分かりません。
それは他者が叶えてくれるものだからです。

事務所が、メディアが、全日本国民が
私を売れさせるかどうかを決めているのです。
決めているのは私なんかではありません。

なので、まあ諦めた訳ではありませんが
他者からの評価にもがき苦しみながら
全力を使い切っても仕方ありませんので、

とにかく好きを極めたら何か仕事が貰えるだろう
もっと抽象的な言い方をするならば

やりたい事にただひたすら夢中になれば、
次の新しい旅先が決まるだろう

そう思うようにしています。
最悪バイトすればいいし、塾講師あるから。

何かの能力や技術を持つことって本当すごくて
それがあるほど、生き延びることができます。

話の前半で「生き方の問題」と言いましたが
つまり生き延びていれば良いのです。

例え売れてなくても、お金がなくても
生き延びていれば、それで良いのです。

でもみんな忘れちゃうんですかね。
結果に至るハウツーばっか興味ありますよね。

そんなのある訳ないじゃないですか。
あったら皆んなやってるじゃないですか。

他者から評価されるというのは不確実な事です。
それを100%叶えるビジョンはないんです。

だから、私としても説得のしようがないんです。
上京してからの計画も、どうやって売れるかも。
会社の面接で述べるテキトーなロジックも
実際の現場では全く使えない事と同じです。

絵に描いた餅がそんなに好きですか?
やりたいからやる、ではダメなんですか?

私は奥田民生さんの『さすらい』という歌が
ずっと大好きなんですね。

周りはさすらわぬ人ばっか 少し気になった
風の先の終わりを 見ていたらこうなった
雲の形を 真に受けてしまった

さすらい/奥田民生

まさにこのような心情なのです。

流れるがままに生きるという事は
自分で流れを生み出して生きるという事です。

それは、人と人との関係にある流れでもあり
ひょっとしたらお金の流れでもあったり
でも一番は自分の気持ちの流れなんですね。

それらを生み出せる生き方をしていますか?
流れという存在に気づけていますか?

夢の為に他人を説得する事をやめて
自分の納得がいく生き方を実践していこう。


さすらいもしないで、このまま死なねえぞ!

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