見出し画像

1か月で漢検2級に合格した話

こんにちは、Taikiです。
今回は、私が漢検2級に合格した内容をお話しします。
前半は実用的な話で、後半は間接的なアドバイスの構成になっています。



受験内容

・令和4年度第80回 CBT試験 (通年で受けれます

結果

正答率約94%で合格しました。
各設問での間違いは1,2問で、全体でバランスよく点が取れました。

使用した教材

  • 史上最強の漢検マスター2級問題集 ナツメ社

使用したのは上記の1冊のみです。全ページが赤文字で問題形式になっています。過去問は使わずに、付録の模擬試験2回分を解きました。
本の構成は漢検の各設問をランクごとに、合計3周する構成です。
英単語のターゲット1900と少し似ていると感じました。

  • ジャポニカ学習帳 漢字練習帳 150字

3周目の手書きの時に使用しました。

勉強の進め方 (前半)

 赤シートを元に、知識ゼロの状態からアウトプットをする作戦です。当然、初めはすぐ答えを見る形になります。しかし、考える、正答を知る事を短いプロセスで行うのが重要だと考えています。
 そしてもう1つ、私は真面目に勉強するのが苦手なため、「書き」より「読み」を重視しました。基本は「机上で漢字をなぞる」「音読」の2点を意識し、ノートは3週目の時だけ使いました。
※基本的に同じテキストを周回する方法ですが、受験までの期間やご自身の手ごたえ等を考慮して増減しても良いと思います。

1周目:とにかくテキストを1周する!

まずはテキストにざっと目を通すぐらいの軽い気持ちで取り組みました。
取り組み方は、手でなぞり書き、音読の2つだけです。ノートに書かない事で、時間が短縮できます。また、2周目を見据えて、間違えた問題は斜線を引きました (次のようにカウントしました。 /, ×, 塗りつぶし)
アドバイス:漢字の部首などから、自分なりのイメージを持つと覚えやすいです。例:抄録(しょうろく) 抄(少し手に取る)

2周目:8割暗記を目標にする!

1周目同じ方法で進めていきます。

3週目:ラストの詰め!   <- ここが一番楽しいポイント

2周することで、だいぶ内容が入ったと思います。試験では「手書き」が求められるため、試験形式に慣れるという意味でしっかり書いていきます。
今までは、なぞり書きでしたが、実際に紙に書く手ごたえがあり、楽しく学習できると思います。
※設問「書き」の漢字のみです。ふりがなは書き写しません。

サボり癖の対策 (後半)

其の一:勉強を楽しくする方法を考えよう!

紙と鉛筆:普段と違う道具を使ってみることで、勉強したい気分が湧くかも  
     しれません。普段はシャーペンを使いますが、少し手間のかかる
     鉛筆を使う事で、懐かしい気分に浸っていました。
     他にも、少し贅沢にスケッチブックを使ったり、万年筆、ボール
     ペンなども良いかもしれませんね。

本質  :どうしても覚えられない漢字は、その象形文字を調べました。
     例えば、山という漢字は山の形から成るのはご存じかと思います
     このように漢字=イラストと捉えることが、楽しさの秘訣です。
※この方法は時間がかかるため、最後の詰めなど最終手段で用いるのがおすすめです。

其の二:集中力をリセットしよう!

タイマー:集中+休憩でルーティン化が効果的です。例えば、50分+10分
     や、ポモドーロタイマーといった時間管理術がおすすめです。

寝る  :日によって、怠かったり、集中力が長続きしない日があると思い   
     ます。そういう日は、とにかく早く寝て、明日に懸ける思いで気
     持ちを切り替えていました。

其の三:生活を振り返ろう

カレンダー:毎日の記録を残しましょう。私は、エクセルを使って、学習計 
      画の振り返りを行っています。例えば、最近集中力が続かない
      など自覚したときに、振り返って見ると、就寝時間と起床時間
      のバランスが崩れていることがありました。このように、自分
      のメンタル管理は客観視することで、原因と対策が見えてくる   
      と思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?