ブラックニートの徒然日記 マルファン症候群を添えて ④
ひとこと
皆様こんにちは、今回で四回目の投稿になります。三日坊主にはならずに済んだということで、一先ず安心しております。
前回お話しした通り、今回からはちょこちょこと昔話をしていきたいと思います。お時間が許す方は、御付き合い頂ければ幸いです。
幼少期
皆さんが覚えている一番最初の記憶とはどういったものでしょうか。
幸せな記憶、衝撃的な出来事、はたまた幼稚園や保育園で好きだったあの子や先生の事だったりするかもしれませんね。
私の一番最初の記憶は、四歳の時に母が倒れた時のものです。
それは、近所のショッピングセンターに母と祖母と出かけた時のことでした。
百円ショップのバックヤードで倒れて呻いている母の姿を今でもよく覚えています。
母にとってもそれが初めて大動脈解離を発症した瞬間でした。
当時の私には、当然病気についてもよく分かっていなかったため、倒れている母の姿を見ても何でこんなところで寝ているんだろうなんて思っていました。
今にして思えば、我ながら実に能天気なことです。
前述の通り大動脈解離を発症したのはそれが初めての事でありましたが、実のところ、それ以前にも母は色んな症状で治療を受けていたとのことです。
中には長期入院を必要とするものもあったらしく、父も当時は仕事で忙しかったため、小さい頃は乳児院に預けられたりもしていたようですが、正直その頃のことは全く覚えていません。
私がもう少し成長してからは、長期の休みや母の入院の時なんかは大分にいる父方の祖父母に預かってもらうことが多かったです。
ですので、特に小さい頃は両親と離れる機会も多かったのですが、祖父母に事あるごとに海や川へ魚釣りや泳ぎをしに連れて行ってもらったり、畑で育てていた野菜や西瓜を毎日たらふく食べさせてもらったりと、思い返すと非常に贅沢な思い出ばかりです。
お陰で全く悲しいだなんて思う暇もなく、実に楽しい幼少期を過ごすことが出来ました。
基本的に、この「ブラックニートの徒然日記」は面白おかしく時々ブラックなネタも交えながら書いていきたいと思っていますが、主軸が病気になるため、どうしてもしばしばシリアスな雰囲気が出てしまうのが悩みどころです。
ではまた次回、御付き合い下さいませ。
Taiki