ブラックニートの徒然日記 マルファン症候群を添えて ② 家族について

ひとこと

リアクションを下さった皆様、ありがとうございます。存外見て下さる方がいるものだと、正直驚いております。
これに気を良くして2回目の投稿と相成ります。
今のところ、可能な限り週に2回程度のペースで上げていくつもりですが、まずは三日坊主にならないようボチボチ続けていこうと思います。

家族について

2回目の投稿ということで、今回は自己紹介に続き家族について話していこうと思います。
家族構成は両親と、長男である私の三人です。

母については前回の投稿でも触れましたが、病歴を語るだけでも分厚い本が何冊か出来上がりそうな重病人です。
しかしながら、骨と皮ばかりといった所謂病人らしい外見とは無縁であり、食事、特に肉に対する執着は極めて強く、よく夜中に肉を焼いてくれと頼まれます。なので一見すると健常者に見られがちです。
また元来とてもアクティブな性格をしているので、買い物に出た先で私を置いて先に行ってしまったり、唐突に車中泊の旅やキャンプを決行することもしばしば…
傍から見ていても、この欲求や好奇心に対する忠実さ故に今日まで命を繋いで来れたのだなと思う次第です。
ちなみに、一昨年の夏に母が熱を出した時には丁度緊急事態宣言下だったこともあり、当初は新型コロナかと思いましたが、結局はブドウ球菌による感染症のために心臓に穴が開き、人工血管と人工弁を交換する手術を受けることになりました。

詳しい顛末はまたの機会に語るとして、それ以降は殺菌を徹底すべく常にアルコール消毒液を持って付いて回っているのですが、四六時中母の一挙手一投足に注意し、突発的な要望に応えつつ家事や仕事をこなすあたりがタイトルにあるブラックの所以です。
ところで、母はどうやらセンスにおいても独特のものを持っているらしく、元々の趣味が高じて体調が良い時にはアクセサリー制作の依頼を受けたりもしているようです。

この様に、ド級の病人というだけに留まらずキャラクター的にもかなり濃い人ですが、まだまだほんの一部に過ぎません。
実のところ、父も負けず劣らず非常に濃いキャラクターをしているのですが、何だか長くなってしまったので父についてはまた次回語らせて頂こうと思います。

こんな拙文ではありますが、次回も読んで頂けますと幸いです。それでは、またお会いしましょう!
Taiki

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