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「京都・拉麺小路」 食べある記G【ラーメン東大】

京都駅の駅ビルJR京都伊勢丹。その10階に隣接する大階段南側にあるラーメン店の梁山泊「京都拉麵小路ラーメンこうじ」に軒を並べるお店群は、国内はもとより世界中から訪れるラーメンファンの舌を唸らせています。今回「拉麺小路」に出店しているお店の中で唯一「徳島茶系豚骨醤油すきやき風ラーメン」が食べられるお店「ラーメン東大」に試食へ行きました。その食レポです。😋



「ラーメン東大」

創業者の内藤は勉強好きで努力家。座右の銘は「なにくそ根性」。ホテルの中華料理店に勤めながら、よわい25歳でラーメン東大を立ち上げ、ラーメン界の頂点を目指すために付けた屋号が「東大」。だれよりも徳島ラーメンを愛し、たゆまぬ努力を続け 日々進化していくラーメンを追求し続けています。そんな内藤が最もおいしいと信じてやまない徳島ラーメンは、大量の豚骨を長時間焚き込んだコクのある豚骨スープに秘伝の醤油ダレが合わさった濃厚な豚骨醤油スープに 甘辛く煮込んだ柔らか豚バラ肉生卵を入れて食べるすき焼き風ラーメンです。🤤

東大」は、徳島県はもとより京都府、大阪府、兵庫県、愛知県、滋賀県、岡山県、香川県、高知県など全国数十店舗を構える徳島ラーメン最大手。地元徳島タウン情報誌主催・徳島人気ラーメンランキング1位を3度取り、殿堂入りを果たしています。🤟🙂

オーダーは勿論、店長いち推し!東大のすべてを凝縮した一杯こと「東大スペシャル/1250円」。自販機で「スペシャル」のボタンをポチっと押し、出てきた食券を店員さんに手渡して即店内へ・・・。🤤

徳島ラーメン東大・京都拉麺小路店
メニュー看板
キャッチフレーズ・ポスター


店内へ

店内は全体的に明るい感じ。席数はざっと30席弱。丸椅子の位置は変えられず 等間隔にズラッと並んでいます。席に着くと 目前にある木製の平均台?の上には水用ピッチャー、割りばし、消毒アルコール、ネピアティッシュ、台の下は、籠の中に玉子、取り放題の辛もやし、通が喜ぶ拉麺胡椒ラーメンコショーたまごかけごはんのためのお醤油、つま楊枝・・・の布陣。その平均台には うれしい「生卵無料(Raw egg free of charge)」のステッカーと「替玉 150円」の貼り紙も。🙂

「調味料・薬味軍団:辛もやし、拉麺胡椒、醤油、生玉子」

生玉子を何個食べても無料は「ラーメン東大」の嬉しいサービス。ラーメンのサイドメニューとして 白ご飯生卵を落として「ラーメン東大のたまごかけごはんのためのお醤油」を垂らせば それだけでも十分な御馳走です。🤤

ラーメン東大のたまごかけごはんのためのお醤油


実食

店員に案内された席に着座して待つこと7~8分。トンと目の前のテーブルに置かれた「東大スペシャル」。トッピングは甘辛く煮た豚バラ肉、超薄切り3枚のチャーシュー、一刀両断煮玉子、ちょっと見難いけどメンマ白髪ネギ&刻みネギ、緑の絶壁がそびえ立つ海苔・・・そしてコッテリ系の豚骨醤油スープ。ここへおかわり自由の辛もやし生玉子を自らトッピング。パラっと拉麺胡椒らーめんこしょー※ふって・・・これで最終形です。🤤

東大スペシャル最終形


まずはスープをしっかり目視。見よ!この濃厚そうな豚骨醤油スープ、正に「徳島茶系」の面目躍如たる風格!・・・と唸らせる程の見事なまでの茶色!そして、おもむろに「ズズ・・・うーん、濃厚」・・・それもコクのあるかなり濃い味のスープ。豚骨・・・いやむしろ味噌のような熟成した風味と甘味が感じられます・・・これが豚骨と鶏がら、野菜を長時間煮込み、秘伝の醤油ダレで仕上げたラーメン東大の自慢のスープか!。中華料理の調理師をしながらラーメン屋になることを夢見て勉強を重ねた努力家内藤のこだわりがひしひしと伝わって来ます。🤤

渾身のとんこつ醤油スープ

はストレートの中細麺。意外にも細く箸で引き上げるとしっかりとしたコシとハリがあります。コッテリ豚骨醤油スープの大海原うなばらに泳がせ、一気に引き上げると程よいスープの絡み具合が中細目の麺をしっかりコーティング。そのまま一気に掻き込むと 温つけ麺のようにスルスルっと食道へ落ちて行きます。この食感、喉ごしは確かに面白い! 喉ごし重視の細麺に比べ 中細麺はそこに若干のボリューム感を帯同させ、一すすりの満足感をこの上なく高めてくれます。🤤

ピチピチの中細麺

トッピング軍団を見て行きましょう。甘辛煮豚バラは、予想を裏切らない味と食感。ちょっと濃い目?・・・大丈夫!となりの生卵を絡めれば、あら不思議 まるで「すき焼き」を食しているかのよう・・・。鎮座したチャーシューは同じ豚でも全く別物の味と食感。この肉と肉との味と食感の変化球が インサイドやや低めにズバっとストライク。・・・もー手が出ません。😮煮玉子のふわっとした甘味と辛もやしの甘辛コントラストもイイ。コッテリスープとシャキシャキ白髪ネギの食べ合わせもまた面白い。どんな組合せでも、それだけでクライマックス・シーンを成立させられます。😮

チャーシューと甘辛煮豚バラ肉の豪華な狂演!
黄身はスープの味をマイルドにしすきやき風の味わいに!
絶妙半熟煮玉子&辛もやしの甘辛ペア
名脇役のメンマもお忘れなく!

ラーメン鉢上では あらゆる具材同士の食べ合わせが発動され、絶えず 新たな発見と驚きを演出しながら・・・ラーメン食者をラーメン桃源郷・魅惑の世界へ誘うのです。🤤👉🍑

後半戦に行く程スープの濃厚さと甘さが後を引いてきます。🤔生卵は何個でも無料なので、ここで一発生卵を落として 替玉を足すに十分な量のスープ。
「あの、すいま・・・」替玉を注文しようとして、ふと我に返りました。
「(待てよ・・・この間の定期検診で、「要経過観察」ってとこあったなぁ・・・どこだっけ?)」
「はい、ご注文は?」
「・・・・・・あ、いや、なんでもないです」

・・・ごめんなさい。私の脳内のヘタレ細胞が発動し、ヘタレナリンが分泌されてしまいました。・・・そして そのまま席を立ち、出口方面へ。
ご・ち・そう・・さまぁ🥲

麺と具は完食・・・スープは替玉用に残留(の予定でしたが・・・)😓」


感想

「京都・拉麵小路」の食べある記。今回のお店は「ラーメン東大」でした。
創業者の努力家内藤氏の流した汗と涙は裏切らない・・・大量の豚骨を長時間炊き出した濃厚なスープに秘伝のしょうゆダレを合わせた究極のコッテリ豚骨醤油スープは満足度120%。この濃厚コッテリスープとオリジナルの甘辛煮豚バラ生卵と絡み相性抜群です。ピチピチのストレート中細麺は音速の喉ごしとボリューム感で替玉必至!!チャーシュー豚バラの共演に始まり驚きの美味しい、楽しい具材同士のコラボがラーメン鉢上にテンコ盛り!!「もちろん、目指すはラーメン界の東大です!」😋

ラーメン東大/「東大スペシャル」の評価は、3.5点(5点満点)です。(麺:〇、スープ:◎、具:◎)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。😌


おまけ






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