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末寺の末事 136

 何かに追われる毎日を追いかけている。隙をみて思考する。思い付いたアイディアは走っている間に脳から溢れていくので、残ったものを採用しようと思う。

 とにかく婦人会だ。何かアクションを起こすにしても、どこか的を絞らないと、手の着けどころに悩んでいるうちに、時間だけが過ぎてゆき、そうしている間にも僅かに残る頭の中身にカビが生えてしまう。

 たぶん、田舎の末寺特有の事象だと思うのだが、婦人会は活発だ。というか、活発というのは少し表現が間違っているかもしれないが、死んでいないという意味で活発だ。まあ死にかけてはいるが、死んではいない。

 門徒制度について先に述べたが、既に主義化して檀家制度に鈍化している集団の中に、教化団体という内訳の小集団が存在する。
 門徒総代会・門徒推進員・仏教壮年会・仏教婦人会・少年連盟…等々、役職や性別や世代でグループ化され各種の教化活動をしてきた。

to be continued



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