末寺の末事　２０４

　自己肯定感？身搾らしい自尊心を慰めているつもりか？誰かに解ってもらいたいのか？
　うーん、あまり興味ないのかもしれないな。自分に対する関心と他人事のソレとのバランス配分が著しくおかしい。これって致命的欠陥だよ。

　そこに咲く花を綺麗と感じて観ているつもりで、実はその花に水をやる自分の方を観てる。花に対する興味関心がないことを知っている。ナルシスト？そんな単純なもんなのか？もっと重大な欠陥なのではないだろうか。

　現代の日本では、わりと多くの人が、自分は無宗教だと自覚・認識しているように思う。
　無宗教と無信仰を混同していたりもする。無神論者も含まれたりする。意識の有無を問わず自分と宗教とは、いくらかの距離感がある関係だというポジショニング。

　これは、日本に伝わる仏教が大乗仏教であることに所以する、と僕は思っている。
　だって、何だかんだ言ったって、すくわれるんだもん。

to be continued

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