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【Python】変数を使う
変数とは
プログラムとは「命令とデータの集まり」です。
Pythonプログラムを作る際に、いろいろな種類の命令やデータを扱います。
プログラムは、利用するデータを一時的に保存するために変数という入れ物を使います。
中学校数学で習った、1次関数、あれです。
プログラムを実行する手続きは複雑になりがちです。
なので、プログラムのなかで、一時的にデータ保存、データ加工をするために、たくさん利用をします。
プログラムで利用するデータをPythonではオブジェクトと呼びます。
Pythonでは、数値や文字列をはじめとして、いろいろな種類のオブジェクトがありますが、どんな種類のオブジェクトでも入れることができます。
変数を作る
変数には「名前」をつけることができます。
変数につけた名前のことを変数名と呼びます。
a = 1
aという変数を定義し、1を代入する
プログラム例
a = 1
print(a)
説明:
1行目で変数「a」という名前をつけて、新しい変数をつくります。
変数の右にはイコール「=」を書いて、「1」という数値を変数に入れます。
このように、イコールを使って変数に数値のようなオブジェクトを入れることを代入といいます。
2行目では、定義した変数だけを表示します。
サンプルプログラム
変数に数値を使って計算する
イコールの右側、「a」という変数を使った足し算の式を入力してみます。
変数aに入っている数値を使って計算を行います。
a = a + 1 #変数aに1を足す
print(a) #変数aの中身を確認する
サンプルプログラム1(変数に数値を使ってみる)
複雑な計算式もやってみます。
mach = 1225
topspeed = 40000
print(topspeed / mach)
サンプルプログラム2
変数に文字を入れてみる
同じ変数に別の種類のデータを入れる。 先ほど数値を入れていた変数今度は「abc」という文字列オブジェクトを代入してみます。
a = "abc" #変数aに文字列 "abc"を代入する
print(a)
サンプルプログラム
Pythonでは、変数に入れるオブジェクトの種類を自由に入れ替えることができます。
数値や文字列だけでなく、Pythonには多くの種類のオブジェクトがあります。
Pythonにの変数には、どんな種類のオブジェクトでも入れることができます。
補足
日本語の変数を使えます
Python3では、変数名に日本語を含むいろいろな文字が使えるようになりました。
アルファベット、数字、アンダースコア(_)を組み合わせて変数名を作れます
空白(スペース)やドット(.)、カンマ(,)のような記号は変数名として利用できません。
単語を区切りたいときには「firstName」のように大文字を使うか、「first_name」のようにアンダースコア(_)を使います。
はじめの1文字はアルファベット、またはアンダースコア
変数名を数字を始めることはできません。
数字から始めると、数字そのもの特別がつかないからです。
アルファベットの大文字と小文字を区別する
例えば、「Python」と「python」は区別されて、別の名前とみなされます。
約30個ほど、利用できない名前がある
「予約語」と呼ばれる英単語はりようできません。
例えば、「and」や「not」のような単語はは利用できません。
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