次の世代に伝えるモノづくりの技術とノウハウ【VRなら出来る!】
会社を経営している方にとって、自社の教育機関・研修施設を持つのは漠然としながらも夢の一つではないでしょうか。
例えば、松下幸之助の「松下政経塾」、京セラ・稲盛和夫の「盛和塾」、孫正義社長自身が校長を務める「ソフトバンクアカデミア」は有名ですよね。また、UNIQLOには「ユニクロ大学」という部署があるそうです。
偉大な経営者たちほど後身のため、会社のため、さらには社会のために知識や経験を惜しみなく伝えてきているように思います。
自身の経営哲学や体験談を語るには人を集めて講演をするもよし、書籍やテープ・DVDにして残すもよし、Youtubeに動画で配信するもよし、と様々な方法があると思います。最近ですとZoomのようなTV通話アプリもありますからオンラインで講演会を開くハードルも下がりました。
しかしながら、長年培ってきた技術や仕事の現場で気を付けなければならない着眼点を後身に残すのはとても難しい事ではないでしょうか(ものづくりの現場ではそれは顕著だと思います)。
私の祖父は鉄工系のエンジニア社長でした。工場は鉄やステンレスだらけで、いつも図面を描いては組み上げて、溶接やペンキを塗っていました。「国会議事堂や本田宗一郎の家の仕事もやったんだ」といつも嬉しそうに語っていました。私は子供ながらに祖父の武勇伝を聞くのが大好きで、仕事の哲学や姿勢を耳で学びました。
しかしながら、生きている間に祖父と残念ながら一緒に仕事をしたことはなく、祖父はどんな技術を持っていて、どんな風に仕事をしていたのかをついに知ることはできませんでした。今となっては祖父が見ていた景色をこの目で見てみたかったと感じます。きっと耳から聴いた武勇伝では汲み取れない細やかなこだわりがあったのだと思います。
社会人になって全く違う業界に勤めた私が振り返ってそう思うのですから、同じ業界・同じ会社にいる後身たちは強くそう願っている事と思います。
私たちエドガはそういった技術やノウハウを臨場感をもって伝え残しています。近年飛躍的に進化をしたVR技術によって、本や録音、ビデオでは実現できなかった
・本人の視線の再現
・本人の動きの再現
・現場や機材の実物大での再現 等
といったことが出来るようになりました。驚くほど高い再現性であるため、「見て覚えろ」「聞いて覚えろ」ではなく、本人に同じ動きを出来るまで反復させることができます。自分の持っている技術をそのまま身体に教え込ませることができるのです。
日本は現場を大事にする経営者や職人たちに溢れた国です。私たちはそういった方々の努力や培ってきたノウハウを次にしっかりとお伝え出来たらと思います。
また、わたくし個人としても日本のモノづくりに関わる経営者・技術者の方々に深い尊敬の念を抱いています。現場でのこだわりやアツい想いからぜひ聞かせて下さい。一緒に素晴らしい日本の技術やノウハウを残していきましょう。
弊社ホームページ:
http://www.edoga.jp/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?