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どうしても忘れられないコト(13/100)

テレビでチラッと見ただけなのに忘れられないコト、町中でチラッ耳に入っただけなのに忘れられないコトってありませんか?

僕の場合外食した時に隣に座っているお客さんが話している内容や、大学の教授が講義中にするどうでもいい話がなぜか頭から離れなくなります

一方でTwitterで見る有益な情報や講義の大事な部分は何回見たり聞いたりしてもなかなか覚えられません

今、僕の頭の中でどうしても離れないことがあります

それは、、、

の話、、、笑

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みなさん、豚、食べますか?

僕はめっちゃ好きで、上の絵を見ているだけでおなかが減ってきます

しゃぶしゃぶ、焼き肉、肉巻きなど万能な豚ですが、おいしい豚が無駄になっているってコト知ってました、、、?

これは、2021年2月23日のガイアの夜明けで放送された一部の話です

この日のテーマは『「モッタイナイけど捨てるしかない...」食品ロスのデータに含まれない”廃棄の現状”と生産者たちの葛藤』

ここでは花びらが一枚取れただけで雪の上に捨てられる花や知名度が低いだけで廃棄になる魚が紹介されていました

そのなかでも1番目を引いたことが養豚場の豚でした

豚肉は市場に出荷する際、業界団体が定める格付けがあり、これで売買価格が決まるそうです
格付けのポイントは、背脂肪(脂身の厚さ)や肉質の締まり具合などがあります。

えどや豚と言う豚は背脂肪(脂身の厚さ)が普通の豚と比べ1cm太いだけで廃棄になるそうです

なぜ1cm厚くして売るのか、なぜ1cm厚いと売れないのかを養豚場からの目線と精肉店の視線から書いていきます

なぜ1cm厚くするのか~養豚場の視線~

豚は育てば育つほど背脂肪が太くなる一方で肉が軟らかく、おいしくなります

そのため、えどや豚を育てている江戸屋養豚場では、乳酸菌で発酵させた野菜を餌にすることで、豚肉の脂に甘みを出す工夫を凝らしています

これは、他の豚と差別化を図りよりおいしく、よりたくさん提供するための策です

これにより、300匹の豚を飼育している小原光貴さんは「味は抜群。どの養豚場のどの豚と比べてもおいしい。」と言っている一方で、こう続けました「だけど市場や肉屋さんには評価されないのが現実」と、、、。

では、なぜ味も値段も良いこの豚が売れないのでしょうか

なぜ1cm厚いと売れないのか~精肉店の視点~

精肉店では、豚をきり、店頭に並べられる様に仕込みます

そのため、しゃぶしゃぶ用に薄く切りやすかったり肉が引き締まり切りやすい豚肉が重宝されます

ここで、えどや豚を見てみましょう

えどや豚は柔らかく味も良いためお客さんにとっては「食べたい!」と思わせる様な豚肉です

一方で背脂肪が厚いため、精肉店の「切りにくい」というひとつの理由だけで精肉店はこの豚を仕入れようとはしません

よって肉屋さんの都合で販売されないことが分かります。肉屋さんが使いやすい肉を生産者に求めているためおいしいえどや豚が世間に出回りにくく廃棄が多くなるのです

まとめ

おいしい豚肉が出回らないのはおいしい豚を提供したいという精肉店の良心と素早く提供したいという精肉店の良心から出た問題でした

精肉店の一方的な都合で、養豚場の方や豚が無駄になることが残念に思えますが、精肉店にも技術不足や人材不足など仕方ないことがあるのだとおもうと「一方的な」表記することは違うなとも思いました

これらの問題を解決するには、豚の肉質を良くするなどの解決策はありますが、食品ロスを無くすという視点で見ればまずは私たち1人1人が食べ物を残さないという当たり前のコトを当たり前にすることが大切だと思います



今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

おやすみなさい!!!!

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