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#3.バランスを取る人と安定させてる人との決定的な違い

今回のお題はバランスについてです。
いわゆるコンタクトがあった際の倒れないようにするにはって言うところですね。

安定とバランスの定義

・安定
激しい変化がなく、物事が落ち着いた状態にあること。
・バランス
二つ、またはそれ以上のものの間のつりあい。平衡。均衡。また、調和がとれていること。

辞書

そんなに違いがある?
とほとんどの人が思うと思います。
まずはサッカーがどーゆースポーツなのかを理解する必要があります。

相手に「影響」を与える権利が保障されていて、つまり相手に邪魔をされ、自分の技術が常に発揮できるとは限らないスポーツ。技術の前に、相手にどう影響を与えるか、また与えられないようにするか

競走闘争理論:サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?

つまりサッカー中は相手チームがボールを取りに来るという単純な話です。
これが例えばフィギュアスケートならば自分のペースで演技することで得点を競争するので安定でも良いかもしれませんがサッカーにおいては「時間」というものが密接に関わり安定させてる時間がありません。
つまり、

ボディコンタクトで姿勢がズレた時に戻す余裕はサッカーにはありません

じゃあどうすれば良いの?

バランスについて

バランスとは

まずは先程の通り安定させるのではなくバランスをとる必要があります。
まずはバランスとは何か
元の姿勢からズレた先でも新しい姿勢をずっと作っていくことが出来る能力です。
前回の基底面の話を覚えていますか?
重心が基底面の中にあるとコケることはないと思います。
ということは基底面を広げればバランスは取りやすくなります。
相撲などの競技ならそれでいいですがサッカーをするとなると動きにくいと思います。

前回の記事の内容を含むので言葉の意味が分からない場合はこちらを確認して下さい。

体のどこでバランスを取るのか?

答えから言うと関節です
理由の前に人の関節が多いところはどこか分かりますか?
骨がたくさんありそうなところですね
手、足… 背骨肋骨などです
これもあり体幹部(背骨、肋骨)はスポーツにおいて大切なものになるんです
これらが動くべきなのは関節の多さはもちろんですが重心の近くにあるのもポイントです。基底面の中に重心があれば倒れない、外に出るとバランスを取るのが難しくなる。
重心を思うようにコントロールする必要もあるので背骨、肋骨は少なくとも動くべきです。
体幹を固めるとこれらの能力を手に入れるのは難しいでしょう。

バランスは考えて取るの?

そもそもバランスを取るには難しい言葉で言うと「運動の釣り合い」が必要です。
動くことによって運動量が発生します。
1番簡単な話は右腕と左腕で同じ動きをします。
そしたら同じ質量のモノが同じ速さで動くので釣り合いが取れてる状態になります。
しかし、サッカー中はもっと複雑な動きをしますよね?例えばフェイントしたら手も足も使ってるそんな状態で釣り合いを考えて取れますか?
無理だと思います。それなら釣り合いをどーやって取るんだ?

脳に全てお任せします

自分で考えることをしないというより出来ないので脳に任せます。
運動の釣り合いにおいては脳は優秀です。
でも脳が命令した指示通り体が動かないとどうなりますか?
バランスが取れなくなります。
だから身体(骨格)は全身全部しっかり動く必要があります。

全身全部動ける体を作るためにどんな練習したら良いか考え直した方が良いと思います。
固めるようなトレーニングをしてると一流には遠くなるかもしれませんね

【レッスンについて】

・場所
滋賀(草津市内、ダイハツアリーナ【有料】) 
京都(梅小路公園) 大阪(安満遺跡公園)
(上記以外は交通費をいただきます)
・時間 
一時間から二時間(年齢により変更します)
・その他
場所や交通費については相談してもらえればお互いの納得行くように変更できるように努力します。
・申し込み
名前、年齢をSNS、DMまでお願いします

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