ヘイ×LayerX スーパーライブより
先日、行われたワンキャリア主催スーパーライブが、
今後の働き方を考える上でとても実践的な内容でした。
なので、内容を一部抜粋して、感想を述べたいと思います。
1.会社の成長に合わせて、楽しく自主的に学べる人間
必要な人材は、”自分で学べる人間”
前提として、
スタートアップやベンチャー企業では、大企業に比べて成長率がケタ数から変わってくる。
だから
個人として同じ率で成長していたとしても、
会社全体の成長率から比べると、期待する成長率が変わってくる。
また、成長率の高い会社ほど、それだけ変化も多い。
つまり、新しいことにチャレンジできる機会も多くなる。
そんな中で
自分から手を上げたり、知らないことを貪欲に学べるかそうでないかは、個人の成長において、かなり大きな差となってしまう。
だからこそ
自分から成長機会に飛び込み、楽しく学び続けられる人間は、会社の成長率に合致しやすいし、成長スピードも大きくなる。
結局
会社がそれだけ早いスピードで変わっていくからこそ、それ以上のスピードで成長しようと能動的に頑張れる人間を求めている。
2.そもそも全方位に秀でたスーパーマンはいない
一緒に働きたいのは、
”自分の長所を活かしながら他人の欠点を受け入れ、それを補いあえる人間”
前提として
すごい実績の経営者や、エンジニアがいたとしても、その人達が全てにおいて優れているということはありえない。
そもそも
スタートアップのように成長率がバグっているような環境の中で
5年10年で抜きん出ようとすると、きれいな五角形のグラフを描くように成長することはかなり難しい。
でも
少ない人数と限られた資源で大きなことをなそうとすると
それをこなしていく必要がある。
だから
その状況を理解しながら、個人の抜きん出たポイントを活かしつつ、自分の長所も活かしていく事ができる人間が欲しい。
目指すところは
個人できれいな五角形を目指すのではなく、全体で各方面を最大限に抜きん出た状態の五角形。
感想
ワンキャリア北野さん司会で、ヘイの佐藤さんとLayerXの石黒さんのクロストークから、自分が気になったポイントを抜粋しました。
一部、自分で噛み砕きやすいように表現方法を変えたりしている部分もありますが、概ねこのように述べておられたと解釈しました。
今後、スタートアップ及びベンチャー企業で働いていく上で、会社に対する自分の解釈指針となるような対談でした。
このタイミングでこの話を聞くことができて良かったと思います。
最後に
みなさんの話は、専門的なことを含んでいるにも関わらず、かなり理解しやすい内容でした。
それは、ワンキャリア北野さんをはじめ、みなさんが”前提”を先に述べ、”言い切りの形”を取り、”意見の数”を先に述べているからだと思いました。
例えば、
・質問したいことが2つあるんですけど〜
・まず前提として、僕らの会社では〜
・簡潔に述べると、僕たちは〜の形をとっていて・・に取り組んでいます
少しの技術ですが、こういったワザを当たり前のようにできることが、左脳的な構造面において”気持ちのいいコミュニケーション”ということなのかなと思いました。
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