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大学教員公募戦士:資金ショート大学

私大の定員割れが深刻化 121大学で資金ショートの恐れ

言わずもがなではありますが、大学産業そのものが斜陽です。産経新聞の記事は以下の通り。

私立大学の定員割れが深刻化してきた。日本私立学校振興・共済事業団(以下、事業団)の「2021年度私立大学・短期大学等入学志願動向」によれば、四年制大学の入学定員充足率(入学定員に占める入学者の割合)が前年度比2・80ポイント減の99・81%となった。100%を下回ったのは、比較可能な1989年度以降で初めてだ。

https://www.sankei.com/article/20211121-PCJY7NIUORIFJCH3TYKTK2HZPM/

昨年度の入試での異変は、多くの大学で報告されておりまして、特に5月頃に業界界隈でどうしたらいいのか検討が始まりました。

令和3(2021)年度 - 私立大学・短期大学等 入学志願動向

記事の元になっている報告書は上記URLのPDFをどうぞ。

700以上大学があるのに、120以上ショートの恐れ!

正直なところ一般企業ではありえない割合です。本当にショートしてしまうのではれば、大学がかつての山一や拓銀のように突然閉鎖されるようなことも考えられます。

一方、大学という「法人」は各校さまざまな事情があり、無借金経営をしているところもあれば、土地建物を担保に維持しているところ、卒業生に支えられているところなどなど様々な形態があります。

もし公募に応募されるのであれば、特に私立大のポストの場合その経営状況も理解しておくことをお勧めいたします。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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