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大学教員公募戦士:「59歳で大学教授になる方法」

退役軍人会が大学教員になったのは35歳の頃でした。任期付きながらも専任教員のポストを得られたのは、ラッキーとしかいえません。

普通に博士課程後期を修了する年齢は、おそらく28歳くらいだと思います。そこからポスドクや非常勤講師などでなんとかつなぐことの方が一般的なのではないかと思っています。

社会人経験を経ての採用

しかし近年社会人経験者が大学へ採用されるケースが増えています。そのような機運もあったのかもしれませんが、井徳正吾先生の、「59歳で大学教授になる方法: 定年後を見据えた新たなキャリアつくり」なる本を見つけました。

ええ! 59歳からとかマジかよ! と思いました。ところがこの内容がなかなか説得力がありまして、是非お読みいただきたいと思っています。Kindle Unlimitedで読めます。

綿密な計画が必要

これからの研究人生、というよりも、残りの人生で何をするのかを考えた結果、大学教授はどうですか? という内容になります。年齢的にどこからその計画をスタートすればいいのかが述べられており、まったく大学人としてのキャリアがノーマークだった方には参考になるかと思います。

スケジュール以外に関しては、おおむね退役軍人会がこれまで書いてまいりましたとおりのことが書かれています。これからの大学教員は、たとえ社会人経験者(実務家)であっても、博士号は必要なんだなぁと思ったところです。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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