大学教員公募戦士:祝!内定

内定のお知らせをいただきました

読者の方より、内定をいただいた旨メッセージをいただきました。
ほんとうにおめでとうございます!


模擬授業の困難さ

メッセージによりますと、模擬授業が本当に難しかったとのことでした。「相手が求めているものを見せる」ことが大原則ではあるのですが、それなりの教育経験がなければ、「授業」は難しいようです。

授業はかつての一方向のものではない、双方向性があることが、内容の良し悪しは別にして必要です。手垢が付きまくった講義ノートの独演会スタイルはもうロストテクノロジー中のロストテクノロジーといえるでしょう。

読者の方もこの点に関して相当ご苦労されたようでした。自分が大学で授業をうけたときと、様子がまるっきり変わっているわけですから、仕方がないのかもしれませんが……

コネの重要さ

コネ(デキ)100%ではなかったとのことですが、応募先に知っている先生がいらっしゃったとのことです。今回はそれがいいほうに働いたようで、本当にうれしく思います。

今回はそのコネ(デキ)をひっくり返すことができる対抗馬が現れなくて、本当に良かったと思います。いくら「力学」があっても、あっという間にひっくり返るというのもまた大学教員公募だからです。

着任までの不安

現任にいつ辞めることを切り出すか、引っ越しはいつするべきなのかなどなど、心配ごとは尽きないようです。しかしそれも含めて「公募戦線」だと思っています。
研究者ポスト以外への進路でも、似たようなことは必ず起きるからです。

特に会社員や経営者ご出身だと、「大学文化」におそらく驚愕するところも多いでしょう。本当に大学から学生を送り出していいのか心配になるほど、浮世離れしているところがどこかあると退役軍人会は感じています。純然な「学問」で食えているうちはそれでもいいのでしょうが、特に私立大学の班分は定員割れの状況なのに、同じことを続ける理由はないと思っています。

ともあれ、おめでとうございます!
がんばってください!!

(ここからは投げ銭用の短文です)

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