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大学教員公募戦士:ボーダーフリー時代の大学の選び方(公募戦士側から)

増加する「Fランク大学」、“ボーダーフリー”時代の大学の選び方

学生も大学もたいへん!

大学に主に入学してくる年齢層を考えますと、どう考えても定員を満たすことができない大学は今後増えていきます。となると、それなりに難しい大学以外では、学生確保に学問ではなく「資格取得」を打ち出すことになります。

例えば、看護や保育、そしてなぜか国立大学が切り離そうとしている小中高校教諭などです。実際に現状でも資格のための学部学科は見られます。これらは就職を前提にしているわけですから、よく耳にする就職予備校と呼ばれる大学そのものといっていいかもしれません。

良い大学の条件

ダイヤモンドオンラインの記事では良い学校を以下のようにしています。

「探究」を重視して学ぶ中高や大学をこれから“良い高校”“良い大学”として進学先に据えるべきなのだろう。

https://diamond.jp/articles/-/314990?page=3

退役軍人会は正直なところこれを疑っています。ニワトリとタマゴ的なところがあるのかもしれませんが、学力がそこそこなければ探究は難しいし、探究をするには学力はそれほど必要ではないともいえるからです。

となると、「良い大学」を支えるものは、大学が提供できる勉強の環境、ひいては大学教員がなにを学生に提示できるかも大きな課題となります。

どのような大学の公募に応募すべきか

学生と大学の評価軸はよいかわるいかは別にして変化しています。ということはおのずと変化に強い大学への応募をすべきでしょう。しかし改革疲れと言われるように、変化することや改革し続けることは相当なパワーを使うことになります。

特に新学部を作ったら、完成年度までほかをなかなかいじりにくいという制約も大学にはあったりします。現在の変化プロセスもどうなっているのかをよくよく観察する必要があると思っています。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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