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【ウラ人生相談所】Vol.12 「メンタリストDaiGoの差別発言」から。下半身不随うつ病の27歳OLは「どうして救われた」のか?

本文は最後まで無料です。オマケがあります。

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この「ウラ人生相談所」では、悩める市民たちが「オモテでは聞けないこと」を、見知らぬ浮浪者に相談している様をダイジェストでお送りする。

これでもう12回目だ。

なに?そんなシリーズ知らない?
宇宙人がなんだって?
ビッグブラザーは見ている!!
宇宙人なんてなかった!!!
歴史は改変されない!!!


.....と、まあ、なんだかんだ月100人くらいは捌いている相談所である。今日も来客があるみたいだ。それでは。

#ウラ人生相談所 で他のも読めます。


今回はここ↓から引用。【 57:38 〜】

(文字起こし すぺしゃるさんくす 書遊びマン)


騒動でダメージ食らう当事者が現れる

「27歳のうつ病患者です」

『うつ病患者の苦悩を語ってください』

「先日の例の生活保護とか
ホームレスの人を批判したあの方の炎上の件で」

『メンタリストさんのですね』

「そうですね。うっかり見てしまって。
それで今、すごく心が乱れてて」


彼女の「役に立たなさ」

「私自身は
元々ホテルで働いてたんですけど、
足腰の病気で一時期、
下半身不随になって
寝たきりに
なったことがあって」

『はいはい』

「そこからなんとか這い出して、
働けるようになったんですけど

足腰が悪いから
立ちっぱなしの仕事が出来ない

ってことで、
事務とかが出来るところに
なんとか再就職したんです」


メンタルに追い討ちかける、ある配信者

「あまりにも新しい仕事が合わなすぎて。
そこから自分を責めてしまって。
今度は鬱病になって」


『連鎖したんだね』

「そうですね。ずっと寝込んでて」

『うん』

「で、
{自分ダメな人間だな〜}って
元々責めてたんですけど、
そこに、あの発言が・・・」


『ww』

「社会の方はわかってくださる方が
大半だったんですけど、
ちょっとあまりにも
あの言葉が頭に残りすぎてしまって」

プロレスに救われる人もいるらしい

「だからプロ奢さんのツイートを見て
ちょっと気持ちが楽になったの
があって」

『wwwww
プロレス観戦して
嫌いなやつがやっつけられて
{あ〜嬉し〜!}ってなってんだw』


「そうですw
救われたから
私もなんか役に立とうかな〜
と思って

スピーカーリクエストしてみました。
そういうような想いで
話してる人が今のとこいなかったんで」

『なるほどな〜。
じゃあ今はもう
苦悩としては別にないんだ』

「ちょっとすっきりしましたね」

『wwwww 
{なんだそういうことか}
ってなったわけね』

「う〜ん、
でもまだちょっと半々ですかね」

人類ぷろおご補完計画

『これ僕の話じゃなくて聞いた話なんですけど、
ちょっと誰が言ってたか覚えてないんだけどね、

{IQが低い人ほど差別発言をする}

って話を聞いたことがあるので〜。
どっかの論文の成果があがってたんですけど〜。
誰が紹介してたかは
ちょっと覚えてないんですけど
。』

「あのブーメランはちょっと元気出ましたw」

『{IQが低い人が差別発言をしてるな〜}って思うと、
{まぁIQが低い人だしいっか!}
ってなる人もいますよね』


「そうですねw」

『別にIQが低い人を差別するわけじゃなくて。
IQが低い人の発言は
基本的に{ウンコ食べたい} みたいなもので、
参考にしなくていいんじゃないか

って考え方はありますね』

「はいw ありがとうございましたw」

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いい話だった。この相談を受けて、ぼくが思ったことを書きたい。オマケにも続くよ。

有用性の愛は、相手の非難に陥りやすい。
(アリストテレス ニコマコス倫理学 下巻)

アリストテレスおじさんが、縄文時代に言ってたことを引用すると、皮肉にも、令和時代の今、SNSで起きていることが少し分かってくる。

つまり、社会が「役に立つ」という条件付きの「愛」をあまりに偏って普及させ過ぎると、その社会は「相手の非難」であふれる。

それは直接なにかの役に立つから「優しくしている」のであって、直接なにかの役に立たないなら「優しくしたくない」からだ。どこまでいっても「優秀でないものはいらない」という隠された非難感情は、そこに残り続ける。

それを、ただ「あまりにも最悪な形で可視化してしまった」のがダイゴくんだった、というだけなのだ。彼は「仕組まれた子供」だった。

ダイゴくんは、不遇な環境から『人造人間メンタリストン』に載ることになる。その後、メンタリストンは覚醒し、神に近い存在となった。その結果、彼は世界を終わらせる『サードインパクト』発動のトリガーになりかける。
そこに、使徒プロオゴくんが宇宙からやってきて、『カシウスの槍』をぶっ刺す。そうすることで危うく、その騒動は『ニア・サードインパクト』にとどまったのだ。

という脚本である(多分な誇張を含む)。


ダイゴくん
「罪だなんて……
何もしてないよ!
僕は関係ないよっ!!」


プロオゴくん
「君にはなくても
他人からはあるのさ。
……ただ、償えない罪はない。
希望は残っているよ、どんな時にもね」

僕たちの連弾、たのしんで頂けたでしょうか?

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まだオマケあるよ

今日のオマケは「愛と消しゴムの角」です。

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