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性能に妥協しないミニマルなガジェットポーチの中身

最近ガジェット系のプロダクトを揃える機会があったので、今回はガジェットポーチの中身を紹介しようと思う。
ガジェットは便利なものが次々出てくるので、何を買ったら良いのか迷うことが多いし、数ばかり増えすぎてしまいがち。ちょっとこの機会にいろいろとガジェットポーチの中身について見直して整理してみた。

個人的には、基本的にカフェに行って長時間作業するときにガジェットポーチを持っていくことが多い。そのためそのようなシチュエーションを想定したガジェットポーチの中身を今回は紹介しようと思うが、ちょっとアレンジすれば旅行や出張などの際にも使えるようなガジェットポーチになったと思う。

個人的にガジェットポーチとその中身に求めることは二つある。
一つ目は、必要な機能が揃っていて機能的な妥協がないこと。二つ目は、ミニマルなサイズ感で荷物が最小限になるということだ。

ガジェットに関しては特にだが、やはり何か機能が足りなくて不便を感じることは避けたい。
また機能を追い求めると持ち物が多くなりがちだと思うが、多くのものや重たいものを持ち歩くのはそれだけでストレスに感じると思う。そのため、そのようなことも極力減らせるよう、ガジェットポーチの中身をミニマルにしてみた。

マイガジェットポーチとその中身

無印良品 ナイロンブック型ポーチ

まずはガジェットポーチについて紹介。
僕が使っているガジェットポーチは、無印良品のナイロンブック型ポーチ。

このポーチは無印良品で1,200円ぐらいで購入でき、見ての通り無駄が削ぎ落とされたミニマルなデザイン。
外には持ち手が付いていて、名前の通りジッパーでガバっと本のように開くことができるポーチだ。ものを出し入れしやすいのが気に入っているポイント。

中は大きなメッシュポケットと、薄いものを差し込むことができる収納スペースが付いている。
サイズは縦12cm×横20.5cm×幅4cmとコンパクトかつスタイリッシュで、本のように持ち運びしやすい形だ。
シンプルだが質感が良く、丈夫。そこそこ収納スペースがあり、仕分けもしやすい構造になっているのがおすすめポイントだ。

普段はコンパクトなボディにこれだけのものを入れている。
無印良品やAmazonで安価に購入できるので誰でも手に入れやすく、使い勝手が良いポーチだと思う。

Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)

メインの充電器はAnker 737 Chargerというものを愛用している。

この充電器は見ての通りコンパクトなのに、すごくパワーがあるのでメイン機として使っている。Macbookのデフォルトの充電器と比べると40%ぐらい小型化されているらしい。

これだけコンパクトにも関わらず、ポート合計の最大出力が120W、単一のポートの最大出力が100Wとかなり強力で、ラップトップも問題なく充電可能。
ラップトップのデフォルトの充電器って、どうしてもサイズが大きくて重たいので、持ち歩きたくないことが多々ある。でもこの充電器なら問題なく快適に持ち運ぶことができ、QOLがかなり上がるのだ。

USB-Cポートが二つと、USB-Aポートが一つの合計三つ付いているので、合計三台までの電子機器を同時に充電することができる。例えばラップトップとスマホとタブレットを同時に充電することもできるので、日常的に使うには必要十分だ。

ちなみにAnker 737 Chargerには、GaNPrimeという独自技術が使われていて、小さいボディに高い出力を実現しつつも、複数のポートに最適な配分をした充電ができるようになっている。
従来のこういったデバイスにはシリコン系の半導体が使われていたと思うが、最近のデバイスには半導体としてGaNが使われていることも多い。GaNの方が、より耐圧性が高く性能的にも高いそう。また独自技術により、安全性を実現した上で充電時間の短縮化を実現しているとのことだ。個人的に昔半導体の研究などしていたこともあり、実際に使ってみて技術の進歩に感動した。

Anker 737 Chargerは使っていて全く不便を感じない。その上、今の所これ以上にメインの充電器としてふさわしい充電器を見つけることができていないので、かなり満足している。
価格が一万円以上と少し高価だが、買ったら絶対に後悔しないと思うので、心からおすすめしたい。

CIO NovaPort Quad 65W

サブの充電器はCIO NovaPort Quadというものを使っている。

スマホやラップトップに加えてカメラの充電をしたいときに、Anker 737 Chargerだけでは充電ポートが足りないことがあるので、めちゃくちゃコンパクトなCIOのNovaPort Quadをガジェットポーチに入れている。
手のひら以下のサイズ感でAnker 737 Chargerよりもさらに小さくて軽い上、全く荷物にならないので常に持ち歩いている。

充電ポートはUSB-Cが三つとUSB-Aが一つの合計四つ付いている。そのためこの充電器を持っておけば、例えばさらに追加でメインカメラとサブカメラとアクションカムの充電を同時にしたい場合でも、十分に対応ができるのが嬉しい。個人的には旅行や出張などには特に出番が多くなる充電器だ。

ちなみにNovaPort Quadも半導体としてGaNを使用していて、サイズは小さいものの最大出力が65Wと比較的大きいので、ラップトップの充電も問題なくすることができる。
ラップトップを充電しながら他の機器も充電する場合は、充電速度がかなり遅くなってしまうので注意が必要だ。でもラップトップを持ち歩かない旅であれば、CIOのNovaPort Quadだけで十分な場合も多いんじゃないかなと思う。
これも本当におすすめ。

Anker PowerLine III Flow

ケーブル類はたくさん持ち歩いている。
特に旅行などのときは多めに持っていくことが多いが、普段は四本のケーブルをガジェットポーチに入れている。
USB-C - USB-Cのケーブルは1.8mのものを一本と、0.9mのものを二本、USB-C - Lightningのケーブルは、1.8mのものを一本の、合計四本だ。

ラップトップとスマホは長めのケーブルを使いたいことが多いので、1.8mのものを使うようにしている。一方でタブレットやカメラの充電は0.9mと、あまりかさばらず使いやすい長さのケーブルで充電することが多い。

個人的に気に入っているケーブルが、AnkerのPowerLine III Flowという絡まないケーブル。ケーブルが若干太いものの、柔軟性が高いので気に入っている。僕はUSB-C - USB-Cのケーブルについては、すべて黒のAnker PowerLine III Flowで統一している。
USB-C - LightningのケーブルはPowerLine III Flowではないが、他のケーブルと違うことがひと目で分かるよう白いケーブルを使っている。
壊れてきたらLightningのケーブルもPowerLine III Flowに変えようと思っているが、その前にLightning端子自体が廃止される気もしなくもないので、とりあえずは今のケーブルを使い続けたい。

Sandisk ポータブルSSD

データを扱うことも多いので、SandiskのポータブルSSDもガジェットポーチに入れてよく持ち歩いている。

SandiskのポータブルSSDは、カード状で本当にコンパクトなのに性能的に申し分ないので、かなり信頼して使っている。
データの読み込みや書き出しもまあまあ早いのでストレスが少ない上、衝撃にももちろん強い。デザインもシンプルで気に入っている。

僕は容量が1TBのポータブルSSDを使っているが、だいたいの場合は容量的に十分。
でも中長期の旅行でサイズの大きな動画などをたくさん撮るときは、容量的にちょっと不安なこともある。そのため価格が高いものではあるが、もう少し容量大きめのものを買おうか検討している状況。

まあでも、ほとんどの場合は1TBあれば十分だと思うので、多くの人におすすめできるSSDだ。

Satechi SDカードリーダー

SDカードリーダーもポーチに入れている。
僕が使っているのはSatechiのSDカードリーダー。SDカードとmicro SDカードのスロットがそれぞれ一つずつ付いている、シンプルなSDカードリーダーだ。

実は昔はSDカードリーダーではなく、その他にもいろんなポートが付いている便利なマルチハブを使おうと試していた事がある。でも個人的にはいろんな機器を同時につないで結構ハードに使うことが多いため、マルチハブだとすぐに発熱などが原因で壊れてしまいがちだった。

もちろんSatechiのマルチハブも使ったことがあるし、安いものから高いものまでいくつも使ったのだがどれもすぐに壊れてしまった。そのため僕の使い方だとマルチハブは合わないなと割り切り、もうマルチハブは使うことなく、現在はSDカードリーダー単体を使用している。
マルチハブにはUSB-C以外のポートやHDMIポートなども搭載されているが、出先ではそのような端子を使うことはほとんどないため、マルチハブがなくて不便を感じたことは特にない。

SatechiのSDカードリーダーはアルミの削り出しでデザイン的にかっこいいし、ミニマルで必要十分な機能性が搭載されている。データの転送速度も結構早い。しかも数年間でかなり多くの回数を使っても全然壊れないため、とても気に入っている。
特に、僕のようにカメラで撮影したデータを頻繁に使う方には、おすすめできるものだと思う。

SmallRig SDカードケース

最後に紹介するのはSDカードケース。僕はSmallRigのSDカードケースを使っている。

写真を撮影していると、知らない間にSDカードの容量がいっぱいになっていてテンションが下がることがたまにある。そのためスペアのSDカードをこのケースに入れ、ガジェットポーチに忍ばせている。

SmallRigのSDカードケースはすごく薄くてコンパクトだが、SDカード3枚とmicro SDカード6枚を収納することができる。僕は一眼用のSDカードと、GoPro用のmicro SDカードのスペアを常時いくつか収納しているが、十分な量のSDカードを収納できるので、旅行などにもおすすめできるものだと思う。

SDカードを取り出すときもスライドするだけで簡単。固くて取り出しにくいということもない。
しかもアルミ製カバーは高級感がありかっこいいので、所有欲も満たされるようなデザインだ。
かなり気に入っているSDカードケース。

まとめ

そんな感じで、今回はガジェットポーチの中身について紹介した。

今回紹介したガジェットポーチの中身をベースにして、旅行に出かけたり写真や動画を多めに撮影したいときなどは、カメラのバッテリーや充電器など、目的に応じて必要なものをプラスで持っていくようにしている。
バッテリーなどをあまりにたくさん持っていくと、流石にこの無印のポーチの中には全部は入らないが、今回紹介したものを全部入れてもまだポーチには少しゆとりがあるので、小さい充電器などであれば全然入る気がする。

ポーチ自体は無印良品で安価に手に入れることができる上、今回紹介したガジェットたちも高機能なのに、すごくミニマルでいつでも持ち運ぶことができるので、参考にしてみてほしい。


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