見出し画像

京都(2日目)

続き。

2日目は、前日のシンポジウムの関連で街歩きイベントがあり、そちらにも参加しました。

前日に同行のディレクターから「早朝に清水寺の地層チャートを見にいきませんか?」と言わせたので、もちろん!と早朝にホテルをチェックアウトし、タクシーで移動開始。

清水寺に到着しましたが、人影もまばらでした。とても動きやすい。

お参りをしながらアチコチ見て周り、お目当てのスポットを探索……。

発見しました。

ブラタモリで、京都の盆地は沈下してできたものである証拠として、この清水寺が紹介されていましたね。

盆地の反対側には嵐山がありますが、そちらにも同じ断層が見られるらしいです。

この地層の一つが何万年分の堆積なんでしょうね。放散虫と呼ばれるプランクトンが積もったものとのこと。

きよみずの舞台もこうした地殻変動から選ばれた場所なんですね。祀られている千手観音は崖の上や滝がある場所にいるとされており、まさにこの地がピッタリな環境というこのなのでしょう。


去年も京都には来ているのですが、清水寺は高校生の修学旅行以来でした。

そこからタクシーで一路、西陣方面へ。街歩きイベントの集合場所近くでモーニングをいただきました。パンがもっちりしていて美味しかった。

そしてメインイベントのドンツキクエストがスタート。京都の街は古い建物が残っているので、ディープな街並みに出会えることを期待していました。

お昼前の時点で2万歩を超えていました。この歳になって、いやこの歳だからこそ、こういうことに興味が出てイベントに参加できているのだなと実感しました。

知らないことに興味を持てることが、この仕事をする上でかなり重要なところを占めていると思います。自分としては普通だけど、周りの人はそうでもなかったり。逆も然りで。

自分は「ソレってどういうことなんです?」という基本的な興味が何にでもあるので、それが仕事になっているんだと思う。わかると楽しいし、人の気持ちもわかる。

イベントが終了し、京都駅に向かう途中に、西陣織の「HOSOO FLAGSHIP STORE」に。

西陣織で作られた茶室「織庵」。
なんか圧倒された。

2人、ヘトヘトになりつつランチを求めて周辺を検索。

「ここまで来たら美味しいもの食べて帰りましょうよ!」と。それはそう。

「六角kitchen109」で日替りランチ。歩き回って疲れた身体に沁みる定食でした。

お店から出て目の前に、気になるレンガの建物を発見して向かってみると……。

「新風館」という商業施設でした。ホテルもあるとか。中庭には緑がいっぱい。なんとなく隈研吾先生っぽいですよね、となり調べてみるとビンゴでした。

ということで、前日から24時間が経っていないのに、濃い2日間を過ごして、東京方面に向かったのでした。

昼過ぎから雨が降り始めましたが、イベント途中に降られなくて良かったです。

京都は楽しいな。
また来ます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?