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演劇みた感想

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見た演劇の感想などをまとめています。子ども向けの演劇が多いです。
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記事一覧

『いないかもしれない』—ノリを凌駕する爽やかな「キモさ」

5月30日 観劇三昧 うさぎストライプ 『いないかもしれない』 作・演出:大池容子 見終わった…

仁科太一
4年前
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Toihaus-詩的素材のドラマトゥルギー

12月8日 Toihaus Der Mod tropft 月が滴る ザルツブルクにあるToihausは、乳幼児演劇に力…

仁科太一
4年前
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【モノの演劇祭】「Hairy Hairy Mouth」リトアニアの繊維工場

10月26日 Schaubude Berlin Psilicone Theatre(リトアニア)、Chui(クロアチア) Hairy Hair…

仁科太一
4年前

【モノの演劇祭】「Versuche zu Chaos, Fliegen und Maschinen」昆虫とマシーン、そし…

10月27日 Schaubude ¡ VER-RÜCKT ! Versuche zu Chaos, Fliegen und Maschinen 演出:Franzi…

仁科太一
4年前

【モノの演劇祭】「Der Kandidat」1968年のパリをボードゲームで体感する

10月26日 Schaubude Berlin Der Kandidat Marc Villanueva Mir & Gerard Valverde 激動の時代…

仁科太一
4年前

【モノの演劇祭】『Noir AV Ritual』-素材としての無声映画

10月25日 Schaubude Berlin Telekinetic Assault Group Live-Film-Remake Noir AV Ritual ヴィ…

仁科太一
4年前

【モノの演劇祭】『Nettles』-部屋と記憶をめぐる旅

10月25日 WABE Tricksterp Nettles コンセプト:Cristina Galbiati、Ilija Luginbühl ほかの作品と違って静かで詩的な作品だった。観劇できるのは一人ずつで、ヘッドフォンをつけながら、いくつもの小部屋を移動する。ヘッドフォンから聴こえてくるのは、一人の女性の語り。その内容は小さい頃の思い出で、家族と過ごした日々や、日常のささいな出来事をきっかけにしたぼんやりとした思考など。一つの部屋あたり、5、6分ほどだろうか。小部屋はい

【モノの演劇祭】『脳はハト小屋』-一人の男の頭のなかの思考を描く

10月24日 Schaubude Berlin monsun.theater & Cora Sachs 「Das Hin ist ein Taubenschlag 脳…

仁科太一
4年前

エアランゲンの「学問の夜長」&7月に見た演劇プロジェクト

2019年10月19日 Die lange Nacht der Wissenschaften 1カ月くらい前から、「Die lange Nacht …

仁科太一
4年前

観劇と演劇教育『より良い森へ』

10月13日 Theater Pfütze Die Besseren Wälder 作者:Martin Baltscheit 演出:Jürgen Dec…

仁科太一
4年前

オーストリアの片田舎の演劇フェスティバルに参加して

6月15日、16日 オーストリアの片田舎ホルンを訪れた。ドナウ川の支流が流れ、青々とした小山…

仁科太一
4年前
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国際人形演劇祭inエアランゲン

5月24日 21. Internationals figuren.theater .festival 2019 国際人形演劇祭がはじまった。…

仁科太一
4年前

FRATZフェスティバル3日目

FRATZフェスティバルに来てから3日目。知り合いが何人かできたのと、フェスティバルのあいだど…

仁科太一
4年前
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FRATZフェスティバル2日目

FRATZフェスティバルに来て二日目。この日はシンポジウムが多く、朝に一つ作品を見てからはシンポジウム続きだった。国際フェスティバルなので、シンポジウムは英語で進むことが多かった。シンポジウムには講演形式のものもあれば、ディスカッション形式のもの、それからワークショップ形式のものもあった。朝から晩までシンポジウム祭りで、夜にはパーティー(ディスコみたいなやつ)があったが、初日からの緊張で疲れたため、早々に帰った。 YEW:kids Schubot & Gradinger