学びを学びで終わらせない

勉強したことも学んだだけでは何も変化しません。勉強することは大切なことですが、実践していくことが大切です。知っていることとできることは違います。知っていることをどれだけ増やしても、実際にその知識を使ったり、誰かの役に立てることができなければ意味がありません。

料理番組で餃子の作り方を紹介していたとします。皮の包み方や焼き方のコツを一生懸命覚えても、餃子を実際に作ってみるという行動をしなければ、その知識は知っているだけで、餃子を作れるにはなりません。

本を読んで、セミナーに参加し、学ぶことが目的になっていると成長しません。学んだらやってみること、使ってみることです。実際に行動してみると思っていたことと違うこともあります。イメージでは簡単にできると思っていたことも、やってみるとなかなかうまくいかないこともあります。わかっているけどできないことを、できるように工夫して得られたことがノウハウなのです。

まずはやってみる。本を読んで最初の1ページ目でもこれはいいな、と思うことを発見したら、一度閉じて行動してみることです。300ページ読んで何もしないより、1ページ読んで実践する方が、必ず自分の力になります。

耳障りの良いことほど、やってみると簡単じゃないことがあります。毎日誰かに感謝を伝えるということがいかに大切かは多くの本に書いてあります。しかし、やってみようとするとうまくいかないことばかりです。だからこそ、実践が大切です。実践するかしないかで人生が大きく変わります。