病気になって思ったこと。

今日は、私自身の想いを綴りたいと思います。

病気って、どうしてもマイナスに捉えやすい。
寧ろ、マイナスなことが半数以上でいいことなんてあるのか!?と思うくらい…。
だけど、病気になったからこそ得れるものってたくさんあると思います!

まず、価値観がすごく変わります。
私は過去に数年間、原因不明の病でほぼ寝たきり状態になり電動車椅子生活を送っていました。
その時、生きてても意味がないと思い、消えたいとばかり思っていました。
たしかに、色々な葛藤があり本気でそう思っていましたし、友人ともたくさん無縁になることにもなりました。
でも、その中で病気をしたおかげで全力でサポートしてくれる方々とも知り合い、私自身も全力で生きていかなければならない。
そして、病気なりに色々とできることはあることを知りました。

啓発活動を心からしたい、そしてみんなが笑顔になれる居場所を作りたいと思ったのも、私が病気の辛さを経験したし、現在もしているからです。
ボランティア活動で色々な方と関われた経験、学んだ経験ができたのも、私が小児がんになったことがきっかけでした。

話は少し逸れますが、心の後遺症のPTSDには「過覚醒・逃避・再体験症状」が主にあって、過覚醒症状とは逆に低覚醒というものもあります。
過覚醒は、物音に敏感になったり不安になったり…神経が過敏になってしまう症状。
逃避は、辛いことを避けるための行動や思考になる症状。(Ex.解離症状etc.)
再体験症状は、主にフラッシュバックを引き起こす症状。
低覚醒は、うつ病ではないけれどやる気が出ない、自分は何もできないetc.自分を責めてしまう症状。
でも、以前大変お世話になっていた主治医が言っていました。
解離症状は「自分を守るために起こる症状だ」と。

私は解離を起こすと、8歳の女の子(がん闘病中時)になります。
それも、今の私を守るために分身ちゃんが出てきてくれてるんだと、最近少しずつ理解できるようになってきました。

正直、今までの人生辛いことが大半でした。
周りの友人たちが「生きてる意味はある!」と強く言ってくれますが、本音はまだそう思えていないし、その言葉を信じることが怖い自分がいます。
幼少期、同じ病室で私だけ生き残ってしまった罪悪感。
私じゃなくて、他の子たちが助かってほしかった気持ちが未だに強いです。

でも、少しずつ自分の中でも認知を変えていかなければならない。
そして、私だからできることを私なりに全力で取り組んで、みんなに笑顔で生きてほしいし、みんなと笑顔で生きていきたいと思っています。

今の私にはできることって僅かなことかもしれない。
でも、それでもいいんだって思っています。
責めてしまう自分もいるけれど、自分を褒める努力もこれから積極的にしていくことに決めました。
それが所謂「ホメ療法」

今日は、早起きして勉強→散歩→家事全般→カフェで勉強→休憩に大好きなゲームで楽しむ→寝る前に勉強。

最近の私にしては、頑張れたし笑顔になれた時間も多かった気がします!
中には、そんなこと当たり前にできるじゃん?って思う方もいるかもしれませんが、最近の私の調子の中では頑張って1日乗り越えたなって思えるんです!
こういうのは自己満足でいいと思います。
でも、今は無理をしすぎない程度にできることを1つずつこなしていこうと決めました。

やっぱり、笑顔って好きだな…私は!
自分のペースでいいんです。
明日もみなさまが笑顔いっぱいの1日になりますように!

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