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売れてます。「らくメッセ® デザイン置き配マグネット」が売れてますと言い切れるようになるまで

こんにちは。名古屋市でスクリーン印刷、そしてスクリーン印刷を応用した困りごと解決商品を展開している「人を助ける印刷屋さん®」太美工芸です。

このnoteアカウントでは、D2Cマーケティングチームのウェブマーケティング担当・大林がマーケティング活動の様子を紹介しております。もしよろしければお気軽にフォローしてくださいm(_ _)m
さて、今回は現在弊社の主力商品の一角を担う「らくメッセ®デザイン置き配マグネット」について商品展開の裏側などをご紹介します。

高級感、調和のある置き配マグネットを作ろう


らくメッセ®置き配マグネットの定番商品

これまで、グレー、ブルー、チョコレートブラウンなどのソリッドカラーでデザインしてきた弊社の置き配マグネット。おかげさまでこれらもヒット商品としてAmazonや楽天で相変わらずよく売れております。しかし、いずれはこのニーズを満たし切ってしまう日が来るわけで、我々には常に新たな商品開発への行動が求められます。そこで、商品ラインナップの展開を検討する中で新たな仮説が持ち上がります。

「もっと高級感のあるデザインポストに調和した置き配マグネットを必要とするお客様が潜在的にたくさんいるのではないか?」

只野店長は早速、従来のスクエア型の「デザイン置き配マグネット」を制作し、発売。自社工場で企画から製造まで一気に進められるメリットがここで活きています。

モダンでシックな雰囲気の玄関に調和!

「らくメッセ®デザイン置き配マグネット」は主張しすぎず、かつ明確なアイコンが配達業者の方にしっかり伝わるようなデザインとし、メタリック質感の素材にプリントを施しました。こうした特殊な素材をいち早く採用し、フットワークよく生産できるのは自社工場自社生産にこだわり抜いてきた太美工芸の強みです。

さてこの「らくメッセ®デザイン置き配マグネット」、非常によく受け入れられ、これまでと違うニーズに対応できていると実感できる売れ方になっていきます。
一同、売れ行きのデータを見て新たな主力商品が増えたことを喜んでいたのですが…

なぜ!?横型デザインが思ったほど売れていない

少し遅れて、横型デザイン置き配マグネットをリリースしました。それからしばらく経って、先行したスクエア型のものと比べてなかなか売れていかない状況になりました。なぜ?の「?」で一杯に。

ちょうどいいサイズと質感で勝負!のはずが

早速Webマーケ担当大林が各種データを解析していきます。詳細は伏せますが、「他の売れ筋商品と同様の売れる条件が揃っているので、本来のポテンシャルが活かせていない、本来もっと売れているべきもったいない状態である」と判断。これは店舗運営チームのECコンサルタントも同様の見立てだったそうです。

なぜ横型だけ売れなかったのでしょうか。

一般的に、販売データをひと目見て低迷していると、売れていないことにがっかりしたり、現状で売れていないことにより商品が受け入れられなかったと結論を出してしまうことがよくあります。しかし、そこであきらめずに一旦データを深掘りしていくと、見えてくることがあります。

「なぜ?なに?」法で考える

「なぜ正方形型が売れて横型が売れないのか?」
「なぜ、なぜ・・・」
と掘り下げていき、
「何が足りないのか、あるいは過分なのか?」
「何をしたらいいのか、やめたらいいのか?」
などと分析と今後の行動指針のロジックを組み立てていきます。

このシチュエーションの解決策は、ごくごくシンプルなものでした。より多くの人に見られるように行動し、そしてお客様の利便性や知りたいことに沿った商品ページにしていく、というごく基本的なことの見直しを行いました。特に変わったことをやったわけではありません(具体的なことは秘密というほどでもない基礎的なものですがやっぱり秘密です)。ただ、それらの手直しが直接的であれ間接的であれモール内のアルゴリズムに有利に働いたのではないかと思われ、より多くのリーチと販売を獲得するに至りました。
その後、安定して横型の「らくメッセ®デザイン置き配マグネット」も売れ続けるようになりました。

より良く届けるためには何を調べ、何をするか?

ここでのWebマーケ担当はサイト運営データの解析と広告運用を主に担当しています。

やはり、一般論としてアクセス人数と売上は相関するものですし、より購買意欲の高いターゲットに多く見に来て貰う必要があります。
そして、まずはなにより「見つけてもらう」ことが必要です。

どうやら、人気のある商品とキーワードの一致度が良好だとモール内でも上位表示がなされやすくなるようです。そこ(自動的に売れていきやすい状況)まで乗せられるかどうか、という挑戦なわけです。

本来もっと売れていてもいい商品がそのまま売れ残るのはもったいないことです。しかしお客様はそれぞれの意志でECサイトにやってきて、検索したり、あちこち探し回ったりしているわけで、こちらがアクティブにお客様の行動をコントロールすることはできません。

我々ウェブマーケティングチームができることは、その商品を必要としているお客様に見つけていただくための導線づくりです。それには、ページの読みやすさ、わかりやすさといった対人プレゼン構成力、そしてアルゴリズムに高く評価されるページづくり(含モール内SEO)が必要である、という好例となりました。

全ては仮説からのスタート。やってみないと分からないの連続ですが、経験を重ねていくにつれ、少しずつ予測の精度や肌感でのセンスが磨かれていっているように思います。チーム全体にそういう経験が蓄積されていくことが、ひいては次の商品開発においても活きてくるでしょう。

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(文・編集 |太美工芸ウェブマーケティングチーム 大林)