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読書は『やり方を知ること』から始まる?-最近読んだおすすめの書籍をご紹介します!

こんにちは。
ドクターメイト株式会社 インターン生の太陽です!

突然ですが、みなさんは過去に読んできた『本の内容』を覚えていますか?
一度本棚を見返してみてください。

「あれ、これどんな内容だったっけ……?」
「読んだ記憶はあるけど、内容は覚えていない……。」

そんな風に思った方もいるんじゃないでしょうか。
何を隠そう僕もその一人なのです。

今回は、そんな『読んだだけで、実は内容を覚えていなかった。』という、僕と同じような経験をしてしまった皆さんに向けて、おすすめの書籍がありましたので、ご紹介したいと思います!


おすすめの書籍

書籍名:『失敗しない読書術』
著者:名もなき読書家
出版社:フォレスト出版
第1刷発行日:2023年9月7日
ページ数:270 ページ

著者の名もなき読書家さんが従事されている「クリッピング業務」とは、クライアントから依頼された1,500個のキーワードに関連する記事を毎日、新聞・雑誌から見つけて切り抜き、情報提供するサービス業務のことです。著者は17年にわたり、お客様に20万点以上の記事を提供してきた実績を持つ、情報クリッピングの第一人者です。そんな博覧強記が、欲しい情報を着実に吸収して、血肉にする。質の高い読書を実現するために体系化したのが「キーワード読書術」というメソッドです。このメソッドをまとめた書籍は『情報吸収力を高めるキーワード読書術』という形で2020年4月8日に発売されたのですが、前日の4月7日に、新型コロナウィルスの「第一次緊急事態宣言」が発令。本の発売と同時に、国民は不要不急の外出を控えるよう要請され、多くの書店が休業するという事態となりました。そんな不運に遭ってしまった作品を新書という新たな形でリバイバルしたのが本書です。今回、3年を経て最新情報の更新はもとより、さらにパワーアップした内容に生まれ変わって新登場しました。

引用元:フォレスト出版

『失敗しない読書術』を読んだきっかけ

・「質の高い読書」を知る必要性を感じたから

そもそも僕は、読書に「質」を求めたことはありませんでした。
それはなぜか?

小説や写真集などを読む機会が多かったからだと思います。
言い換えると「読書=娯楽」としか考えていなかったから、でしょうか。

でも昨年インターン生として、社会の場に飛び込んで「読書=学び」だということを知りました。

そして、読書が他者との差を生むことにも気がつきました。
であれば、この先の人生を、関わる人々を幸せにするために、それの「質」を求めることが非常に重要なのです。

そして、行き着いたのがこの『失敗しない読書術』という本でした。

なぜ同じ本を読んでも、欲しい情報を「とれる人」と「とれない人」がいるのか?

①「読む前にキーワードを設定していないから。」

あなたは今までに、次のような経験をしたことはありませんか?

・本を読んでも、まったく内容を覚えていない
・家の本棚にある本を見ても、どんなことが書いてあったのか思い出せない
・読んでいる途中で、以前にも読んだことがある本だと気づいた
・「最近読んだ本」や「オススメの本」を聞かれても、何も浮かばない

はじめに P1~2

何かと忙しい日々の中で、貴重な時間を費やして読書をしたのに、まったく情報がとれない。
実にもったいない話です。

なぜ、このようなことが起こってしまうのでしょうか?
「理解力がないから」「記憶力が悪いから」とういうのは、正解ではありません。

本を読んでも情報がとれないのは、ズバリ「読む前にキーワードを設定していないから。」なのです。

②キーワードを設定するってどういうこと?

普段、何か調べたいことがあるときは、Googleで検索しますよね。
これは検索ボックスにキーワードを入力することで、欲しい情報をとっているわけです。

キーワードを入れなければ、当然何の情報も表示されません。
そして、キーワードがわからないことには、その先の情報に辿り着けない。

つまり、現代において、「情報をとること」と「キーワードを入力すること」は常にセットになっているのです。

これを読書に当てはめて考えると、本を読む前に「キーワード」を設定して、それを「検索するような感覚」で本文を読めば、欲しい情報がとれると思いませんか?

キーワードを制するものは読書を制する。

はじめに P9

「キーワード」を設定する方法とは?

①欲しい情報を分解して、「キーワード化」する

欲しい情報(=悩みや願望)を分解して「キーワード化」してみてください。

たとえば、あなたが「横浜アリーナ」で行われた「宇多田ヒカル」さんのコンサートに行ったとします。
それで生歌にすごく感動して、同じ日に会場に詰めかけた他のファンがどういう感想を持ったか知りたくなりました。

すると帰り道にTwitterで、「宇多田ヒカル」×「横浜アリーナ」というキーワードで検索するのではないでしょうか?

この作業を言語化すると、次のようになります。

①自分が知りたい情報である「宇多田ヒカルさんのコンサートin横浜アリーナに来ていた人の感想」を分解。
②内容を象徴するキーワード(=宇多田ヒカル、横浜アリーナ)を抽出。
③検索をかける。

第2章 読む前に知っておくべきこと P59

つまり、欲しい情報を「キーワード化」してとりにいっているのです。

「宇多田ヒカル」だけだと、関係ない情報も流れてくるので「横浜アリーナ」とAND検索にして、結果を絞りこむのがポイントですね。

②「他人のキーワード」を通して、自分のキーワードを見つける

「自分で自分を見るのではなく、相手を通して自分を見ることによって課題が見つかる」

『夢を生きる』より

これはプロスケーター・羽生結弦さんの著書『夢を生きる』の中に出てきたフレーズです。

金メダルを獲得したソチ五輪のシーズン中、最大のライバルだったカナダのパトリック・チャン選手の演技を観察して、「どうしたら彼に勝てるか」「自分に何が足りないか」を必死に考えていたとのこと。

この「他人がやっていることを見て、自分にフィードバックする」という方法を、ぜひキーワード探しでも使ってみてください。

◎検索エンジンの「サジェスト機能」で、「他人のキーワード」を収集する

サジェスト機能とは、検索エンジンでキーワードの後ろにスペースを入れると、ズラリと表示されるアレですね。

パソコンが「あなたがAND検索したいのはこれじゃないですか?」と勝手に予測して、提案してくれる。

これって、言うならば「他人のキーワード」みたいなものだと思いませんか?

誰に迷惑をかけることもなく、自力で「他人のキーワード」が収集できる。
これは利用するしかないでしょう。

◎知らないと確実に損をする「ラッコキーワード」 -関連キーワード取得ツール

わずかな時間でも無駄にしたくないという人に紹介したいのがラッコキーワードです。

これはサジェストキーワードをひらがなの「あ」から「わ」までと、アルファベットの「A」から「Z」までを、たった1回の検索ですべて表示してくれるというもの。

試しにラッコキーワードのサイトを開いて、トップ画面の左上にある検索ボックスに「読書」と入れて、検索ボタンをクリックしてみてください。

1文字につき10個ずつ、約700個のサジェストキーワードが一瞬で表示されたでしょう。
これを見ながらピンとくるキーワードを探す人と、ウンウン唸りながらキーワードをイチから自力で考える人。

どちらが効率がいいかは言うまでもありません。
まさに超時短です!

今後の読書の方法-本を読む前に

①その本のジャンルやテーマを「ラッコキーワード」で検索して、「他人のキーワード」にざっと目を通してみる。
②その中から直感でピンときたものをいくつかリストアップする。
③それらのキーワードを頭に入れて読む。

第2章 読む前に知っておくべ気こと P82

今後は、自分から狙って情報をとりに行く「能率的な読書」をしましょう。

おわりに

いかがでしたか?
限られた時間を無駄にしないためにも、『失敗しない読書術』をさらに学んでみたくなったのではないでしょうか。

今回ご紹介したのは、ほんの一部にしか過ぎません。
もっというと、読書術の全体像を大まかにご紹介したに過ぎないのです。

もっともっと、深くタメになる有益な情報を知りたい方は、ぜひ手に取って読んでみてください!

僕も失敗しないように実践していきます^ ^

ドクターメイト 太陽



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