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【閑話】私の熟読の型のようなもの

<1>. 通読
・全体の第一印象を得る
・著者の気分をつかむ(気合を入れて書いているか、気楽に書いているか等)
・自分の受け取った印象を心に留めておく

<2>. 再読
・(論理)構造に注意しながら読む
・引っかかる文章すべてに線を引く

<3>. 再々読
・論文の核を探す
・核と著書の気分の関係を考える
・核とそのほかの文章の関係を考える

<4>. 写経
・線を引いた文章をすべて書き写す
・文章のリズムを身体で感じる

<5>. 精読
・書き写した文章を一文ずつ精読する(文脈の中での意味の解釈)

<6>. 形成
・頭の中に形成され始めた「まとまりのようなもの」を一気呵成に用紙の上に書き出す

<7>. 再考
・自分にとって曖昧な箇所を原文に戻って考え直す

<8>. 執筆
・最初から最後まで書き上げる

<9>. 推敲
・誤字脱字のチェック等

<10>. 記録
・暫定的な注釈として、日付とともに記録する

<11>. 再注釈
・<1>~<10>で使用したノートを、別のノートに切り貼りし、それぞれの論文の関係を横断的に考える

<12>. 距離間
・【閑話】を通して、著者との距離間を調節する

<13>. 帰還
・仕事に向かう(人と会う)

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