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さよなら親知らず【人生2度目の抜歯】

タイトルの通り、本日のお昼に左上の親知らずを抜いてきました。
ご存知の方も多いと思いますが、親知らずは一番奥に位置する(前歯から数えて8番目に生えているそうです)歯のことで、全員が生えるとも限らず、生えた場合は手入れがなかなか大変な歯です。
抜かれた親知らずを見せてもらえたのですが、あまりにも立派な歯だったため、記念あるいは思い出としてこちらに残しておきたいと思います。
もし、親知らずを抜こうか迷っている方がいらっしゃれば、あくまで参考程度に読んでいただければ幸いです。

なぜ親知らずを抜くことになったのか

私は現在、3か月に1回のペースで歯医者さんに通っています。
主に歯のクリーニングのためです。
ちょうど9月26日が予約日になっていました。
いつも通り歯をきれいにしてもらったのですが、「左上の奥、痛みませんか?」とスタッフの方に聞かれました。
確かに数日前、歯磨きをしていたところ「痛い」と思うことがありました。
「歯ブラシで傷つけてしまった?」と思っていたことを思い出し、スタッフの方にもお伝えしました。
私の話を聞いたスタッフさんから次の言葉が。
「左上の親知らずがむし歯になっていて、汚れがかなり溜まってしまっています。抜いてしまったほうがよいかもしれません」

私は思いました。
「結局、抜くのね…」

実は、一回目の親知らずを抜いたのが去年の冬なのですが、そのときから「左上の親知らずがむし歯であること」「ただ、進行するむし歯じゃないから様子見で」と言われていました。
「正直、むし歯ならすぐに抜いてほしい!」という思いがあったのですが、一回目の抜歯は下の親知らずで、ものすごく痛かったですし、しばらくご飯がまともに食べられず苦労したので逃げてしまったんです。

戸惑いを感じていましたが、抜歯をする先生から「今回は上の歯だから5分くらいで抜けるよ」と言われ、二日後に抜歯することになりました。
ちなみに先生は「ちゃんと磨けるなら様子見でも」と言っていましたが、すでにしっかり磨いているつもりだったので「これ以上は無理!」と、抜歯をお願いしました。

抜歯前日にしたこと

一回目の親知らずの抜歯は本当に大変でした。
抜歯に1時間かかり、抜いあともなかなか血が止まらず1時間以上ガーゼをずっと噛む。
食事は特にストレスでした。
まず、柔らかいもの中心かつ暖かい食べ物はやけどをしないようにする。
さらに傷口を縫ってある糸に食べ物が絡まないように注意も必要でした。
抜糸してから糸の違和感からは解放されたものの、しばらくは傷口で噛むのを避けて食べていました。
とにかく食事がストレスになってしまったことを忘れられなかった私は、まず「固いものを食べておこう」と家にある食べ物を確認し始めます。
そして、賞味期限が残り一週間ほどのじゃがりこを見つけます。
皆さんは食べましたか?
レベチーズ味のじゃがりこ。
買ってから2ヶ月ほど放置していたじゃがりこをおいしく食べることができ「もう大丈夫な気がする」状態へ。
一応、豆腐とか卵とか抜歯後も食べやすいもののストックがあるかも確認しておきましたよ。
そして、局所でも麻酔をしてもらうため体調不良は×
睡眠をしっかりとるため早めにベッドに入りました。

抜歯直前にしたこと

抜歯がちょうどお昼の時間帯でした。
なので、少し朝ごはんの時間を遅めにし、しっかり食べました。
食べ物の話ばかりで恥ずかしいのですが、でも結構重要なこと。
抜歯後はしばらく麻酔が残っているので、食事を控える必要があります。
そして、麻酔が切れると痛み止めを飲むのですが、痛み止めを飲むときは空腹状態でないほうが望ましいそうです。
なので、食べ過ぎない程度にしっかり食べておくのがよいそうなんです。
私は、ごはん、納豆、卵焼き、わかめのお味噌汁を食べました。
たんぱく質を意識!
食事後は歯をしっかり磨き、どきどきしながら歯医者さんに向かいました。

いざ抜歯!さよなら親知らず(むし歯)さん

よく晴れていて、若干汗をかきながら、徒歩と電車で30分ほどかかる歯医者さんに到着しました。
二日前に会ったばかりの先生とご挨拶。
「じゃあ、さっそく麻酔からしていきますね」
正直、今回の抜歯ではこの麻酔が一番痛かったです。
そしてとっても苦い…

麻酔が効くまでの間、スタッフの方が抜歯後の注意点を説明してくださりました。
抜歯当日はうがいNG、飲酒・運動・浴槽につかるのもNG、歯を磨くときは傷口を避けるetc.

そして、いよいよ抜歯へ。
大きめの器具が口に入れられ、グリグリ。
けっこう強めにグリグリされるので、脚に力が入ってしまいました。
麻酔のおかげか痛くはないのですが、グリグリされるので口を大きく開けることになり口が痛いような…
顔に出てしまったようで、「痛いですか?」と聞かれました。
痛いのかよくわかりませんでしたが「痛い」と伝えると、口の中の器具を調節後「これはどうですか?」と質問が。
もう正直よくわからなかったのですが「大丈夫」と伝えると、先生は「じゃあ行きますね」と一言。
そしてまたグリグリっとされると「抜けましたよ」と。

「これですね」と先生が抜いた親知らずを見せてくれました。
ものすごい立派な歯。
しっかり感動したのに、先生に「持って帰りますか?」と聞かれてすぐに首を振って断ってしまいました。
今思えば、持って帰ればよかったのにという思いもありますが、あのときは瞬間的に断ってしまいました。
たぶん、むし歯だったから。
健康な歯だったら確実に持って帰っていたと思います。

抜歯後にしたこと

初めて親知らずを抜いたときは、抜歯翌日に歯医者に行っていたのですが、今回は行かなくてよいみたいです。
抜いたのが上の歯で糸で縫っておらず抜糸も必要がないため、数日間のうちに痛みなどの問題がなければ放置でいいそうです。
麻酔が切れて痛みが出たときは痛み止めを飲んで、抗菌薬だけは3日間必ず飲み切るように言われました。
家に到着して、すぐにガーゼを交換しました。
抜いてからずっとガーゼを噛んでいましたが、まだ止血できているか不安だったので、念のためです。
交換したガーゼもしっかり20分嚙んでから口から出しました。
口が血臭かったです。
ガーゼから解放されしばらくすると抜いたところがチクチクし始めたので、痛み止めを飲みました。
ついでに抗菌薬と胃薬も飲みました。
このときまだ14時前でしたから、だいたい2時間で麻酔が切れたようです。

抜歯を終えて

あっさりと親知らずさんが抜けてくれて、ほっとしています。
実は今日の夜、楽しみにしていることがあります。
バレーボール女子の試合をテレビで見ることです。
今週から世界選手権が始まっていて、すでに2試合が終了し、日本は連勝中。
今日は中国との試合です。
スポーツを見る習慣はないのですが、バレーボールだけは見てしまいます。
今日は体温の上がるようなこと飲酒や運動もできませんし、お風呂もシャワーになるので、早々にお風呂を済ませたら、バレーボールを見ながらゆっくり夜を過ごそうと思います。



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