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noteはじめました


知識も経験もスキルもないけれど、2024年4月13日、独立を決意しました。

軽い気持ちではなく、数年間探し求めていた『本当にやりたいこと』の答えでした。思いついた瞬間、目の前がパッと開けた気がしました。

その思いを風化させないために、考えに至った経緯と理由、今の気持ちを記録しておくのと、独立に向けた活動を記録したいと思い、noteはじめます!


大学卒業後、新卒で入社して23年間同じ会社に勤めてきましたが、40歳を迎えるあたりから、独立したいという気持ちを持ち始めました。

社内の地位も相応に上がり、収入面も不満はないのですが、明日死んでも満足できるかと自分に問うと、とてもそうは言えませんでした。

独立したい理由は、あげればキリがないが、強いて一つに絞れば、会社員生活がやりたいことではなくなってしまったことでした。

若い頃は、(つい最近までですが)夜は日付が変わるまで、休日も返上して働きましたが、ある日ふと、がむしゃらに働くだけではダメだと気付きました。

例えるなら、次々に押し寄せる荒波を何とか乗りこなしてはいるが、前には進んでいないという感じ。やりたいことをしているわけではありませんでした。

例えるなら、登る山を自分で選び、山頂を目指して、ゆっくりでも確実に前に進む仕事がしたいと思いました。

とは言え、やりたいことが決まっているわけではありませんでした。独立して何をするのか、考えていたが長いことピンと来るものが見つからずにいました。

モノを作るのが好きだったので、作ったものづくりが仕事にできないかと考えていました。自分の作ったモノで誰かの課題解決できたら、やりがいのある仕事になるなーと妄想しました。

そうこうしている間に、また忙しい日々に忙殺され、何も前に進むことがないまま時間が流れてしまいました。

私の勤め先は銀行ですが、私は融資やローン、資産運用といったいわゆる銀行っぽい仕事ではなく、業務効率化に長期間(今も)携わっています。

課題を分析し、対応策を検討、プロセス見直しやシステム開発(もちろん外注)によって業務を効率化する仕事にはやりがいを感じていました。

が、組織は目立つ(耳障りのいい)成果を求めるがゆえに、本質的な課題解決から逸れた対応を選択する状況が度々発生し、いつも仕事はやりたいことではなくなってしまいました。

その日、私は手帳兼ノートを更新する作業を行なっていました。私は手帳へのこだわりが強く、市販の手帳に満足するものがないため、試行錯誤の結果、ノートを加工して手帳兼ノートとして使っていました。

使い心地は、満足のいくもので、市販の手帳だと1年経たずに買い替えを繰り返していた私が、もう5年も同じスタイルで継続できていました。

私には手帳としての完成形と思える出来映えでしたが、1日1ページを使うため、毎日必要なフォーマットを書き込む必要があることが唯一のネックでした。

そこでふと、この手帳の形をスマホアプリにできたら、書き込み作業も要らないし、使ってくれる人がいるのではないかと思いました。

物理的なモノではないが、好きなモノ作りを通して、やり甲斐を感じられる課題解決にも取り組めるのではないかと思うと、目の前がパッと開けた気がしました。

そう思って、居ても立っても居られなくなり、書店に走り、プログラミングやwebデザインの本を買ってきました。

買ってきた本には、デザインは問題解決の手段であると書いてありました。私は、これしかないと確信しました。


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