見出し画像

2020年10月【今月の珈琲・10%OFF】のご案内

コロナショックと言われている世の中ですが、実は新規出店や新規事業を始める方が多いことはあまり知られていないのではないでしょうか。ありがたいことにここ最近、カフェを開業したいという相談が多く入ってきています。都市部に行くと閉店している店のほうが多く鬱屈した気分になりますが、オープンの花輪も少なくありません。ある方から言われましたが「終戦後からの復興」に近いものがあります。ここで一念発起できるかが分岐点かもしれませんよ。とはいえ未来が見えるチカラなんてのは誰も持ち合わせてないモンです。勝負に出てもおとなしくしてもどちらも正解でも不正解でもありません。覚悟の問題でしょう。

今月の営業スケジュール

今月はどちらも土曜日の3日と31日に臨時休業します。この時期は毎年高齢のJ.C.Q.A.コーヒー鑑定士にチャレンジしています。今年は初受講の品質管理マスター。去る3日は講義でした。コーヒーの品質を如何に保てるようチェックし、クレームが有った場合、自分の店ができることの最大限でどのように対応するかという内容で大変勉強になりました。すぐに取り入れられる部分は反映させて、少しずつでも店全体の品質が良くなればと思っています。
ということで、ご来店の際はお気をつけください。31日は試験から戻り次第、開店するつもりではありますが。

今月の珈琲

狙ったワケではありませんが二ヶ月連続でアフリカのコーヒーになってしまいました。といっても今月はエチオピアですから、あまりアフリカというイメージではないかもしれません。そのぐらいエチオピアは突出した存在として認識されているのではないでしょうか。今やどこに行っても飲めるし買えるし猫も杓子もエチオピアです。
そんな状況で当店がオススメするのはエチオピア シェカ カヨカミーノ農園 G1 ナチュラルです。まず訂正しなきゃならないのですが、ヘッダー画像など看板の表記が「カヨカミーノ農協」となっていますが、「カヨカミーノ農園」です。そうなんです、エチオピアコーヒーでは珍しく農園指定モノなんです。
たいていのエチオピアコーヒーはイルガチェフやハラーといったエリア指定、もう少し細分化されて農協レベルまでトレースされていますが、基本的にガーデンと呼ばれる小農家が多いため農園指定のコーヒーとなるまで量が確保できません。また性質上、精選レベルが問われることが多いので農協単位で販売されています。
今回のモノはエチオピア西部のシェカというエリアのコーヒーで、フォレストと呼ばれる森林で自生している伝統的な生産地になります。ここを農園として整備・栽培をしたのがカヨカミーノ農園です。精選・輸出はエチオピアコーヒー業界指折りのモプラコ社が行っています。
カップの方はと申しますと広い焙煎レンジに耐えられるコーヒーだったのでミディアムローストとフルシティローストの2種類を用意しました。どちらもナチュラルモカらしい芳醇な香りが感じられます。それに加えてミディアムローストはフルーティーでクリームのような飲み口。フルシティローストはダークチョコのような飲み口でしょうか。同じ豆でも焙煎によって味も香りも異なるところをお楽しみください。
オンラインショップでの単品販売はミディアムローストのみですが、店頭ではお好きな方をお選びください。今月の珈琲セットは両方のローストが一度に楽しめるセットになっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?