プチ断食をやってみた

今年に入ってから体調の悪い日が多かった。とくに医者へ行くというほどではないけれど、なんともすっきりしない。胃が重かったり、寝つきが悪かったり、身体がだるかったり。どうも自律神経失調気味かと。そこで「プチ断食」なるものをやってみることにした。よく見るブログの人がやってみたらよかったと書いていたので。

断食というのは、なにか自然治癒力を高めるとか、身体のデトックスに効果があるとか、内臓を休めるとか、宿便を出すとか、いろいろな効果があるみたいで。「断食で治らない病気は医者でも治せない」とも言われるそう。これは試してみるのもいいかなと思った次第。

プチ断食する日数は
・1日(24時間)
・2日(48時間)
・3日(72時間)
などがあるようだが、ぼくは2・5日(60時間)に設定してみた。参考にしたブログの人と同じ日数。初日の夕食を最後に食を絶ち、翌日、翌々日と続けて3日目の朝食から復帰という予定。計60時間の食絶ちである。

まず消化器を慣らすために、最初に2日間かけて食事の量を普段の半分に減らし、コーヒー、アルコール、香辛料などの刺激物を止める。最後の夕食を軽くとった後、翌朝から食を絶った。この初日が一番辛かったですね。とにかく食べ物は何もとらず、ひたすら水(一日2リットル)か白湯を飲んでしのぎ、空腹を感じたら塩をなめてしのぐという感じ。二日目は少し慣れた。

断食中は「好転反応」とか言うらしいが、とにかく眠い、身体がだるい、一日が長く感じる、食べてないので身体が不活性化していて寒さを感じる、といった症状が出ていたが、これはデトックスの効果でよい反応らしいので、ひたすら我慢。空腹感は厳しかったけれど、夜もまぁ寝れました。プロボクサーの人たちは減量の食絶ちして水も減らし、さらにトレーニングもするわけだから、改めてたいしたものだと思いましたね。力石徹はすごい!(笑)

いよいよ3日目の朝で断食終了。ここからは断食と同じ3日間かけてゆっくり消化によい食物を食べながら、消化器を食物に慣れさせてゆく。いま消化器は休んでいる状態だから、急に本格的な食事をしたりすると、びっくりして腸ねん転とかすることもあるそうです。

さて、朝食から回復食を食べ始める。作り置きしておいた大根の煮付けをちびちび食べながら、大根を煮たスープを飲み、梅干しのたたきをつまむという感じ。「梅流し」とか言うそうで、デトックスの効果があるようです。初日はこの大根煮をメインに3食済ませます。

4日目は朝から5分粥わかめ入り。最近の炊飯器はかゆも作れるのが便利ですな。夜、仕込んでおけば、朝にはできてます。昼は月見うどん、夜は湯豆腐。そして5日目から量を減らした通常食に戻して回復食終了。

プチ断食してみた感想。味覚と嗅覚が鋭敏になった。食べ物の味がよく感じる。下ネタですが、宿便が出た感じはしますね。普段とはぜんぜん違ったお通じがあった。断食で劇的に体調改善したという感じはないけれど、悪くはないといったところか。まぁ、今後も月に一度くらいのペースで続けてみれば、効果を実感できるかもしれません。

#断食 #宿便 #デトックス #自然治癒力 #内臓

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