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3.11

あれから8年が経ちました。

中学生だった私は、地震により学校を早く帰ることが出来てラッキーなんてことを思っていました。しかし、家に帰ると見た事のない家具の散らかり様、ニュースを見てコトの重大さを実感し始めました。

テレビ番組が全チャンネル24時間ニュースの状況や計画停電など、22年間の人生では初めてかつそれからまだ経験する事のない出来事でした。

ただ中学生の私にはい1万6千人もの命が亡くなったこと。
5千人の人々が避難生活を余儀なくされていること。
これらを明確に実感する事が出来ませんでした。

いやもしかすると今も出来ていません。
震災によって非難されてきた先生の授業。
五年たった後の被災地訪問。
被災者の方の語り部。
津波のリアルな映像。
震災の恐ろしさを知る経験は幾度もしてきましたが、まだ本当の意味で理解出来ているとは言えないと思っています。15メートルの津波なんて想像が出来ません。家を失うという事が想像できません。さっきまで一緒にいた友人が亡くなる事が想像できません。

これは幸いなことと言っていいのか分かりませんが、震災によって身内や知人を亡くすことがなかった私には一生理解できる事の出来ない事なのかもしれません。

ただそんな自分の心に戒められているものは、「何もする事ができなかった」という事です。本当の意味で理解する事が出来ていなくても、何らかの形で力になれたかもしれませんが、私は出来ませんでした。震災の次の日には吞気にサッカーをしていました。
悔しくて、情けないです。

少し話が変わりますが、私たちがこの震災から学ばなくてはならない事の一つは「今を生きる」という事です。いつ私たちの身に震災が起きるか分かりません。明日は我が身です。いつ地震が来てもおかしくない環境に私たちは生きています。
そんな中就活では何年後、何十年後のキャリアプランを考えて逆算し活動している方もいるかと思います。もちろん大切な事です。しかし、その為に多くの期間を犠牲に払うのはもったいないじゃないかと思います。
いつ失うか分からない命である事を再確認する事が、この3.11のもつ意味だと思います。

あまり長い目で人生を考えすぎず、今を大切に生きる。
自分がやりたいことに対する気持ちに素直になって、就活をする事が出来ればと思います。
後悔なく死ぬことが出来るかという視点で、就活をするのも一つの考え方かもしれません。この日をきっかけにぜひ考え直してみてください。

私が伝えたい事は二つ。
自分の気持ちに素直になって就活をする事。
少しでも震災の力になりたいという事。

微力ながらヤフーのプロジェクトを通して加担させてもらいたいと思います。

読んでくれた方はぜひお願いします。

宜しければサポートお願いします。今後も海外でサッカーしていくための活動資金にさせて頂きます。